ワクチンの「効果を維持する」
ビエンバームは、「インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスの変異株からあなた自身を守るための最善の方法は、毎年1回、ワクチン接種を受けることです」と話す。
「さらに、いつでも自分自身の健康に気を付けておくことです。それは旅行に行くときにも、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症が流行しているときにも、感染を避けることにつながります」
十分な水分をとり、ストレスを管理し、ビタミンを豊富に含む食事を心がけ、しっかり睡眠をとり、習慣的に運動することを心がけ、免疫系の健康も維持できるようにすることだ。
「24時間ルール」を厳守
「たとえそれによって出発を何日か後らせることになるとしても、体調がすぐれないなら、細菌を拡散することがないようにするため、自宅から出るべきではありません」とビエンバームは言う。
米疾病対策センター(CDC)は、解熱剤を服用しなくても発熱しない状態が24時間続き、全般的な症状の改善が確認できるようになるまで、職場や学校に行かないことをすすめている。旅客機への搭乗や移動自体にも、それと同じルールが適用されるべきだという。
そのほかビエンバームは、インフルエンザや新型コロナウイルスに感染したとみられる症状があらわれたときには、できる限り早く検査をする必要があるとしている。
「地域の緊急診療所やかかりつけ医は、症状の悪化を防ぐための抗ウイルス薬を処方してくれるでしょう」
目的地に合わせた準備をする
健康に関して特定の懸念がある場所に行くなら、懸念されるそのことを無視してはならない。サガーは、「私たちのトラベルクリニックを受診する人たちの中には、『来週、西アフリカに行くのですが、何か必要なことはありますか?』などと質問する人もいるのです」と語る。
「特定のワクチンを接種する必要があるなら、出発までに十分な時間があるうちに計画を立て、受診する必要があります」
そのほかサガーは、南米とサブサハラ・アフリカの一部の国に入国するには、黄熱ワクチンの接種が必要だが、免疫がつくまでには一定の時間がかかるとして、出発のわずか数日前に接種するようなことは避けるべきだとしている。
常識を働かせる
旅行に出かけるときには、服用している薬を必ず持っていくこと、飲み忘れがないようにすることが大切だ。
そのほかサガーは、不要なリスクを冒さないことようにすべきだとアドバイスしている。そう、休暇は何か新しいことに挑戦したり、冒険したりするときでもある。だが、自分の選択が安全なものかどうか、きちんと確認すること大切だ。


