北米

2026.03.12 10:30

米国すべての州でガソリン価格が3ドル突破、イラン攻撃以来では60セントの上昇

Joe Raedle/Getty Images

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ドナルド・トランプ大統領が1週間以上前にイランを攻撃して以来、米国のガソリン平均価格は1ガロン(約4.5リットル)あたり60セント(約95円)上昇した。もはや米国には、平均価格が3ドル(約477円)を下回る州は1つも存在しない。

アメリカ自動車協会(AAA)は米国時間3月11日、レギュラーガソリンの全米平均価格が1ガロンあたり3.578ドルになったと報告した。米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始する2日前にあたる、2月26日の平均価格2.98ドルからは59.8セント上昇した。

10日時点では2.96ドルという安値を維持していたカンザス州でも、平均価格は紛争開始後初めて3ドルを超えた。

ディーゼル燃料の価格はレギュラーガソリンよりもさらに急激に上昇しており、先週初めの3.77ドルから4.83ドルへと28%跳ね上がった。

AAAによれば、11日時点で州別のレギュラーガソリン平均価格が最も高いのはカリフォルニア州の1ガロンあたり5.34ドルで、ワシントン州の4.72ドル、ネバダ州の4.36ドルがこれに続く。

ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は10日、ガソリン価格の高騰は「一時的」であると述べ、「米国民は、石油とガソリンの価格が急速に、おそらくはイランへの攻撃前よりもさらに低い水準まで下落するのを目にすることになる」と約束した。

市場環境の変動が続く中、原油価格がまもなく下落するかどうかについて、専門家の意見は分かれている。

ガス・バディのパトリック・デ・ハーンは9日、レギュラーガソリンの平均価格が4月に4ドル(イランへの攻撃以来、1ドル以上の値上がり)に達すると予測していたが、9日午後から10日にかけて原油価格が急落したことを受け、10日にその発言を撤回した。原油価格は9日に1バレルあたり120ドルまで急騰したが、イランとの戦争が「すぐに」終結するというトランプの発言を受けて約93ドルまで大幅に下落した。10日朝には約88ドルまで下がり、価格の頭打ちを示唆していたが、1日あたり90万バレル以上を処理するアラブ首長国連邦のルワイス製油所がドローン攻撃で閉鎖されたことで事態は複雑化した。このニュースを受けて原油価格はわずかに上昇したが、11日には84ドルまで下落している。

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翻訳=江津拓哉

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