テレビ番組の過剰コンプラに視聴者がNO。7割が不要としたテロップの正体

プレスリリースより

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過剰なコンプライアンス遵守のために、テレビ番組が面白くなくなったという声を多く聞く。そこまでやる必要が本当にあるのか。必要性はなくとも、ただ文句を言われたら面倒だからと先手を打っているようにすら思える。当のテレビ制作者も疑問に感じているようだ。そこで「テレビ制作大百科」を運営するロケグーは、テレビ視聴者384人を対象に調査を行った。

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ロケグーは、テレビ制作会社に勤務し数多くのテレビ番組の制作に携わってきた稲田爽氏が創業した、ロケ地検索サイト「ロケグー」や「テレビ制作大百科」の運営などを行う企業だ。「テレビに関する正直どうでもいい事柄かもしれませんが」と断りつつ、今回の6つの質問の調査結果を発表した。

質問その1:犯人がちゃんとシートベルトをする自主規制は必要ですか?
必要:23パーセント
不要:77パーセント
8割近い人たちが、あれはおかしいと感じている。「コンプラを気にしすぎて作品自体の臨場感や魅力が失われるケースも多いので、ぜひお偉い皆さんにこのアンケートが届くことを願っています」とのことだ。

質問その2:「この作品はフィクションです」の注意テロップはいる?
必要:27.7パーセント
不要:72.3パーセント
これも多くの人が無駄な自主規制だと感じている。「些細な部分ですが、こういうことを変革していくことが面白いテレビを作るきっかけになると思っています」と稲田氏はコメントしている。

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質問その3:不倫で活動自粛は必要?
自粛すべき:37パーセント
自粛する意味がわからない:40パーセント
不要:23パーセント
約2割は必要なしと考え、4割が当事者の問題と考えているというわけだ。「スキャンダルは視聴率が取れるのでワイドショーなどで連日扱いますが、気にしていない人が半数以上いることを知ったうえで、制作してみてもいいのかもしれません」と稲田氏は話す。

質問その4:芸人・YouTuber・TikToker、一番面白いのは?
芸人:65パーセント
YouTuber:30パーセント
TikToker:5パーセント
制作者側は気になる問題なのかもしれない。やっぱり笑いのプロである芸人の人気がいちばんだが、YouTuberは「楽しい」を与えてくれる「タレントさん的な立場のような気がします」ということだ。

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文 = 金井哲夫

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