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2026.03.14 09:15

花見の場所取りはもう古い。滞在時間30分のタイパ花見が急増中

stock.adobe.com

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桜の木の下にブルーシートを広げて新入社員が仕出し弁当といっしょにポツンと座っている、お花見の場所取りの光景は過去の風物詩になりつつある。

日程調整ツール「調整さん」を運営するミクステンドは、同ツールのユーザー1568人を対象にアンケート調査を行ったところ、事前に場所取りをしない予定の人が約8割にのぼった。また、お花見の滞在時間も30分程度と短いこともわかった。

お花見をする人が少ないわけではない。お花見を予定している人は約75%だ。なんらかの形でお花見をする人が多い。

お花見と言えば宴会。宴会のための場所取りは、各地のお花見会場で争奪戦になるというイメージがあるが、実際に場所取りをする予定の人は約22%と少数だった。

また、お花見会場にどれくらい滞在するかを尋ねると、30分以下が28%、40分から1時間ぐらいが約29%となった。滞在時間が短い理由を聞くと、散歩がてらだからという回答が約66%ともっとも多かった。次に多いのが、混雑する場所が苦手だからというもの。花見の悪いイメージが影響しているのか。花粉症や「まだ寒い」といった理由もあげられた。正直、お花見の季節に長時間外にいるのはしんどい。

そんなわけで、今や短時間のタイパお花見がトレンドということは言える。2時間以上滞在する人は、そんな過酷な環境でブルーシートに腰を下ろし宴会を強行する伝統派だろう。割合としては3割程度と少数派だが、だからといって、あの場所取りの光景が今すぐ消えてなくなるわけではない。

お花見の名所では場所取りが消えるどころか、別に見たいわけではないが当面は健在だろう。それとは別に、静かにタイパ花見を楽しみたい人が増えているのも確か。今後は、近所の公園や穴場などに、花見客が分散していくようだ。

 プレスリリース

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