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2026.03.10 19:30

他のPCメーカーがアップルの新製品MacBook Neoを「恐れている」理由

MacBook Neo、税込9万9800円(Apple)

ベースモデルはストレージ256GBを搭載する。699ドルの上位版では容量が倍増し、ログインや決済承認に使えるTouch IDも追加される。さらに教育向け購入者には、各モデルで100ドルの割引が用意される。

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私の友人で元編集者のランス・ウラノフは、発売日当日にニューヨークで開かれたアップルのイベントで、MacBook Neoを実際にチェックする機会を得た。彼は2026年3月4日付のTechRaderのコラムに、次のように書いている。

「大型量販店やオンラインで買い物をする人たちは、300ドル(あるいはそれ以下)のChromebookに目を向けがちで、非力なシステムの『ツケ』を払うことになる。手元の処理能力やストレージを求めるなら、結局400〜700ドルを支払っていることが多い。アップルのMacBookラインは、その価格帯には存在しなかった。

MacBook Neoは、その前提を覆す。しかもスタイルまで備えている。私は(アップルのMarch Experienceイベントで)新しいMacBook Neoを見て触れたが、まぎれもなくアップル製品そのものだった。

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低価格ノートPCは、プラスチックっぽく感じられ(実際そうであることが多い)、画面は冴えず、音もこもりがちだ。MacBook Neoは、アップル製品に期待する素材と精度をすべて備えている」

アップルのMacBook Neoは、いまや従来型PCベンダーにとって最悪の悪夢だ。私は、これが今年市場に投入されるPC製品の中で最もインパクトの大きいものになり、長年このセグメントを支配してきた競合各社に、戦略の再考を迫ると考えている。

アップルにとってこれは、主に595〜750ドルの価格帯でWindowsマシンを購入してきた多くの人々に、MacBook Neoを本気で検討させる可能性を持つ製品である。そして私は、何百万という規模で、これがアップルの製品・サービスのエコシステムへの入口になると見ている。

加えて、すでにiPhoneを持つ何百万人ものWindowsユーザーは、アップルのエコシステムの中で、よりシームレスな体験を見いだすかもしれない。

アップルのソフトウェアやサービスに慣れ親しんだiPhoneユーザーにとって、MacBook Neoへの移行は「迷う理由がない」選択となり得る。将来のメインPCとして選ばれることも十分に考えられる。

このシフトは主流市場の構図を塗り替え、何十年もこのセグメントを支配してきたPCベンダーに、深刻な課題を突きつけることになる。いまや彼らは、アップルという大きな競争相手に直面しているのだ。

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forbes.com 原文

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