キャリア

2026.03.13 13:00

「キャリア停滞」の原因となる5つの危険信号と改善方法

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データ入力、事務作業、基本的なレポート作成などの仕事は、ますます自動化されるか、中核チームの外に委任される傾向にある。自身の価値が、パッケージ化されて引き渡せるタスクに結びついている場合、成長の可能性は限定されてしまう。

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こうした状況を打開するためには、まずは日々の業務をリストアップし、機械的作業と戦略的作業に分類しよう。目標は、自分の時間を、機械的作業から戦略的作業へシフトさせることだ。自動化ソフトウェアやAIといったツールを活用して、反復的な作業を自動化する方法を提案しよう(たとえ単純なスクリプトやワークフローによるものであっても、十分に効果はある)。

次に、解放された時間を活用して、より価値の高い業務、例えば、データ分析によるインサイトの抽出、チーム活動の調整、小規模な改善活動の主導などに取り組む計画を上司に提案しよう。自分の役割を戦略的貢献へとシフトさせることで、自身の代わりはいないことを印象付け、成長にふさわしい存在になることができる。

3. 自身が、成果ではなく作業で認知されている

キャリアの成長が阻まれるよくある要因として、達成した成果ではなく、行なった作業で認知されるケースが挙げられる。作業を確実にこなすことは重要だが、それは必ずしも、ゲームチェンジャーとなる成果を生み出したり、意思決定に影響を与えたりすることではない。リーダーが重視するのは、改善や影響力、ビジネス目標に沿った測定可能な貢献といった成果だ。

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「成果」と「影響力」という観点で、仕事の再定義を始めよう。「売上レポートを完成させました」と言う代わりに、「売上レポートのフォーマットを更新し、作成時間を短縮するとともに、戦略調整に役立つ3つの主要トレンドを明確にしました」と言おう。

上司やチームに報告する際は常に、成果と影響に関する一文を含める習慣をつけよう。これにより、あなたに対する周囲の認識が、「作業の実行者」から「成果を推進する人物」へと変化する。

4. 重要な会議に呼ばれない

アクセスすることが重要だ。企画会議、部門横断的な議論、リーダー向けのブリーフィングといった戦略会議から常に締め出されているなら、あなたの可視性と影響力は制限されている。こうした会議では、優先順位が決められ、リソースが配分され、方向性が形づくられる。そこに不在であることは、次に何が重要かを決める議論で、あなたの声が反映されないことを意味する。

こうした状況を変えるためには、まずは、より高度な議論が行われる会議を特定し、なぜ自分が含まれていないのかを自問しよう。それは、自分の仕事範囲に関する認知の問題だろうか? タイミングだろうか? 役割の境界だろうか? 

次に、行動を起こそう。まずは、自分の知見がチームにどう役立つかを説明して、会議への参加を申し出てみよう。

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翻訳=藤原聡美/ガリレオ

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