「歩く」体験の新しい概念を社会実装
高橋真知|Stroly 共同創業者 代表取締役社長兼 CEO
事業・活動内容|Stroly(ストローリー)が提供するイラストデジタルマップは、視覚的に理解しやすいイラスト表現と位置情報技術を組み合わせ、エリアの魅力や体験を直感的に伝えるマッププラットフォーム。観光・イベント・エリアプロモーションなど国内外で13000枚以上のマップが活用されており、コンテンツ更新や多言語対応、人流・利用データの可視化にも対応。体験設計とデータ活用を両立する空間DX基盤として、体験の楽しさとテクノロジーをつなぎ、人の行動の次の意思決定につながることも実現している。 たかはし・まち 米国大学で美術史を学び、ITベンチャー、ATRでの事業立ち上げを経てMBOし京都拠点のスタートアップStrolyを起業。イラストマップによる「歩く」体験の新しい概念を社会実装している。
東南アジアSMB向けマイクロファイナンス
稲田史子|ビー・インフォマティカ代表取締役社長
事業・活動内容|ビー・インフォマティカは、マレーシアを起点に東南アジアのスモールビジネス向けデジタル・マイクロファイナンスを展開するフィンテック企業。銀行融資にアクセスできない零細企業や中小事業者層に対し、AIを活用した独自の信用スコアリングにより、迅速かつ持続可能な融資を提供している。財務データに加え、事業理解や金融リテラシーといった定性要素を組み合わせることで、従来評価されにくかった事業者の成長機会を創出。金融包摂をミッションに、高い成長性と社会的インパクトの両立を目指している。
ヘルスケアファンド創業の博士VC
片田江舞子|Red Capital 代表取締役マネージングパートナー
事業・活動内容|大学院で生物化学の研究に取り組んだ後、基礎研究から生まれる技術シーズの社会実装を橋渡ししたいとキャピタリストに転身。ディープテック特化型ベンチャーキャピタルにて18年間、一貫して大学発スタートアップへの投資に携わる。バイオテック・ヘルスケアを中心に、技術デューデリジェンス、投資、事業支援を担う。特殊ペプチド創薬で世界的評価を得るペプチドリームの技術シーズの本質的価値と将来性を見抜き、創業からIPOに至るまで成長を後押しした。24年、Red Capitalを共同創業しヘルスケアファンドを設立。
医師×グローバル×ヘルスケアVC
中安杏奈|グロービス・キャピタル・パートナーズ プリンシパル
事業・活動内容|VCとして、ヘルスケア・ライフサイエンス領域を中心に、ディープテックからITまで幅広い領域で投資活動中。医師としての専門知見とグローバルな経験を強みに、テクノロジー・サイエンスによる産業変革を目指すスタートアップを支援。並行して、2200人を超える業界専門家が集うコミュニティ・Japan Healthcare Innovation Hubを代表理事として運営。医療従事者・スタートアップ・投資家・大企業・行政機関・アカデミアなど多様なステークホルダーを巻き込み、業界を横につなぐエコシステムづくりに貢献。
3000人規模の女性AIコミュニティ設立
國本知里|Cynthialy代表取締役 CEO、Women AI Initiative Japan 代表理事
事業・活動内容|生成AI特化コンサルティング・人材育成会社Cynthialyの経営の経験から、一般社団法人Women AI Initiative Japanを立ち上げ、毎月女性がAIを学べるイベントを開催し、国内最大級の3000人規模の女性AIコミュニティにまで拡大。AIをフル活用した女性起業家育成アクセラプログラム、Copilot活用の実践力をつける女性AI人材育成プログラム、女性の価値観に合わせてAI活用を提案するAIライフスタイル診断提供など、あらゆる女性がAIを活用し自ら新しいキャリアを拓く機会づくりに貢献している。
女性研究者コミュニティ×起業支援
土井ゆりか|tayo 執行役員WISER統括
事業・活動内容|tayoにて、女性研究者のコミュニティと起業支援プログラム「WISER」を立ち上げ、コミュニティ運営とディープテック起業支援を統括。研究者のスキルを可視化し、人材マッチングや事業化につなげる仕組みづくりも進めている。東京大学では、海外経験をもつ卒業生と現役女性学生をつなぐメンタリングプログラムを立ち上げ、地元・堺市では手話を学びながら聴覚障害者と地域防災の課題にも取り組む。あらゆる背景をもつ人が、学術研究や科学技術にかかわるチャンスを与えられ、意思決定やものづくりに参加できる社会をつくりたいと考えている。
音楽・数学・アート・テクノロジーを横断
中島さち子|音楽家、数学者、steAm代表、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー
事業・活動内容|STEAM(Science、Technology、Engineering、Art,、Mathematics)教育を軸に、AI時代の創造的人材育成と組織・社会の変革に取り組む。大阪・関西万博ではシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場クラゲ館」をプロデュースし、アートや科学・数学・ものづくりを横断する展示体験開発やワークショップ、国を超えた協奏を通じて「創造性の民主化」を社会実装。STEAMを文理融合型の次世代基盤と位置づけ、企業・自治体・学校・国際機関と連携し、人材戦略や組織文化設計を国内外で推進。STEMとジェンダー課題にも注力している。
AI時代の「教育のあり方」を探究・実践
近藤にこる|EdFusion 代表
事業・活動内容|AI時代の教育の在り方を探究・実践。子どもが「教えられる側」から「教える側」へ回る循環型モデルを軸に、ひとつの小さな行動や気づきが、やがて社会を動かす変化へとつながる親子・企業・地域共創の教育プロジェクト「ButterflyBase」を展開している。また、現在は子どもから大人まで学べるDX教室「Hero Egg」のプロデューサーとしても、イベントやワークショップを企画・運営。こどもたちの挑戦や思考プロセスを価値として可視化し、次世代のヒーローが生まれる社会実装モデルの研究・実証に取り組んでいる。
持続可能な「開発者エコシステム」形成
佐藤祥子|THE BIGLE 代表取締役
事業・活動内容|ベンチャー企業で複数のプロダクト開発に携わり、2019年よりLINEヤフー(旧LINE)でエンジニア組織の技術広報を担当。技術コミュニティを通じて、開発者と事業、社会をつなぐ機会を創出。24年にTHE BIGLEを創業し、複数社の技術広報・コミュニティ支援に携わる。加えて、AI・プロダクト開発領域を中心に、OutSystemsのDeveloper Relationsを担当し、日本・韓国における開発者コミュニティの拡大・成長を主導。開発者の挑戦が事業価値や社会的インパクトへとつながる構造を創出し、持続可能な開発者エコシステムの形成に貢献。
「AI駆動開発」牽引、ベストセラー作家
大塚あみ|作家、アプリ開発者、合同会社Hundreds 代表
事業・活動内容|作家、エンジニア、講演家として活動し、生成AIを駆使した「AI駆動開発(AI-Driven Development)」を牽引。研究面では生成AIによるプログラミング教育の効率化を専門とし、IEEE CogInfoCom 2024にて審査員特別賞を受賞するなど、アカデミックな場でも高く評価されている。現在は、AIを自身の意思決定プロセスに組み込む実験的ライフスタイルをSNSで発信中。技術を単なるツールではなく、人間の生き方をアップデートするパートナーとしてとらえ直す、次世代のクリエイター像を体現している。


