北米

2026.03.10 07:00

米国防長官が「さらなる犠牲者」を示唆、「無条件降伏」要求を強調 イランは新指導者を指名

Morteza Nikoubazl/NurPhoto via Getty Images

イラン側は8日、米国とイスラエルの空爆により殺害されたアリ・ハメネイ前最高指導者の息子、モジュタバ・ハメネイを後継者に指名した。モジュタバについては側近以外にはほとんど知られていないが、ニューヨーク・タイムズは、彼が同国最強の軍事組織であるイスラム革命防衛隊と非常に密接な関係にあると報じている。今回の就任により、彼はイラン軍の最高司令官も兼ねることになる。

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モジュタバの指名はトランプを激怒させる可能性が高い。トランプは先週行われたアクシオスのインタビューの中で、「ハメネイの息子は私にとって受け入れられない。イランに調和と平和をもたらす人物が必要だ」と述べていた。また、「彼らは時間を無駄にしている。ハメネイの息子は小物だ。ベネズエラのデルシー(・ロドリゲス)の時のように、私も任命に関与しなければならない」と付け加えた。さらに6日のトゥルース・ソーシャルへの投稿でも、イランの次期指導者の任命を監督する意向を再び示し、イランが降伏し「偉大で、かつ許容できる指導者」が選ばれた後には、「我々と多くの素晴らしい勇気ある同盟国・パートナーは、イランを破滅の淵から救い出すために不眠不休で取り組むだろう」と記した。

アメリカ中央軍は8日、新たに米兵1名の戦死を発表した。これにより米軍の戦死者数は累計で7人となった。同軍によれば、この兵士(氏名は未公表)はサウジアラビアに駐留していた際にイランによる攻撃を受け、その負傷が原因で死亡した。この兵士は3月1日の攻撃で重傷を負っており、同日にはクウェートでもイランのドローン攻撃により米陸軍予備役兵6人が死亡していた。

forbes.com原文

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翻訳=江津拓哉

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