アップグレードの価値あり:ホテルの確約アーリーチェックイン/レイトチェックアウト
ホテルのアップグレードを評価するとき、筆者が重視するのは時間だ。夜行便の後に到着し、部屋に入れるまで何時間も待つと、短い旅の初日が台無しになり得る。2〜3泊の滞在では、失われた数時間が旅程の重要な部分を占める。アーリーチェックインやレイトチェックアウトに費用を払えば、体力を温存し、使える時間を最大化できる。
ただし部屋の準備ができる前から施設のアメニティを利用できるリゾートでは、価値が下がる場合もある。時間のタイトな都市滞在や出張では、時間ベースのホテルアップグレードは投資に見合うことが多い。
見送るべき:割高なホテル朝食パッケージ
ホテル朝食の追加は便利だが、便利さが常に価値と同義になるとは限らない。多くの都市では、朝食パッケージの価格が、近隣のカフェで同程度の食事を取るより大幅に高い。立地が孤立している場合や、料金に実際に質の高いダイニング体験が含まれている場合を除けば、別払いのほうが金銭的に合理的なことが多い。
筆者は日々の朝食料金を地元の選択肢と比較しているが、多くの都市部の目的地では、外に出たほうが安く、より良い食事に出会える。柔軟性と価値を重視する旅行者にとって、前払いのホテル朝食は節約しやすい項目だ。
アップグレードの価値あり:超格安航空会社での座席指定
超格安航空会社(ULCC)は、基本運賃を魅力的に見せるために、それ以外のほとんどを別料金にしている。この場合、座席指定は戦略的な判断になる。3時間のフライトで真ん中の席を避けるために支払う、あるいは頭上の荷物棚スペースを確保するために支払うことは、快適性を大きく改善し得る。
筆者は、ランダムな割り当てを受け入れる方法と、少額でコントロールを買う方法の両方を試してきたが、少額の前払いが不釣り合いなストレスを防ぐことが多かった。ごく短距離なら影響は小さいかもしれない。だが距離が長い路線や同行者がいる旅では、座席指定は最も簡単で、かつ一貫して価値をもたらす旅のアップグレードの1つだ。
結論は明快だ。最良の旅のアップグレードは、フライトでも、ホテルでも、クルーズでも現実の問題を解決する。時間を守り、休息を改善し、金銭的な投資を守る。年間150泊以上を旅してきた筆者には、そのパターンがはっきり見える。体験を実質的に変えるものならアップグレードし、見栄えだけを変えるだけアップグレードは、見送るべきだ。


