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2026.03.10 07:00

アップルが市場に築いた「2つの防衛線」──価格据え置きの新iPhoneとiPad

アップルが3月11日に発売する新しいiPhone 17e(右)と、Apple M4チップを搭載するiPad Air(左)

標準ストレージ容量は256GBからとなっており、iPhone 16eの倍になった。初めて5G対応になった2020年発売のiPhone 12は標準ストレージ容量が64GBからだったので、比較すると4倍の容量アップになる。この時期にiPhone 12世代からiPhone 17eに乗り換える方はストレージ容量のゆとりを実感できるだろう。

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アップルはCeramic Shield 2を採用するiPhone 17eの強度をさまざまな手法によりテストしてきた。「傷つきにくいiPhone」であることも新モデルの大きな魅力だ
アップルはCeramic Shield 2を採用するiPhone 17eの強度をさまざまな手法によりテストしてきた。「傷つきにくいiPhone」であることも新モデルの大きな魅力だ

バッテリー持ちの良さを堅持。MagSafe対応も追加

通信面では、アップル独自設計の「C1X」モデムチップを搭載した。iPhone 16eから搭載が始まったC1と比較して、最大2倍のダウンロード・アップロード速度を実現し、上位モデルと同等の通信パフォーマンスを提供する。

このモデムはエネルギー効率にも優れている。アップルによる“バッテリー持ち”の公称数値は最大26時間の連続ビデオ再生が可能とされている。筆者がおろしたてのiPhone 17eの実機で試した肌感を参考までに伝えると、フル充電からほぼ丸1日バッテリーが持つ。だが負荷の高いモバイルゲームなどのコンテンツを再生すると当然ながらバッテリーの減りが早くなるので注意したい。

iPhone 17eはMagSafeによる15Wのワイヤレス充電に対応した。MagSafeアクセサリーには現在、アップル純正のものだけでなくサードパーティによる魅力的なプロダクトが続々と増えている。例えば、筆者はiPhone Airの充電用途にHAMAKEN WORKSブランドのMagSafeに対応するモバイルバッテリー「JOVY SSPBシリーズ」を使っている。液体含量を3%に抑えた、安全性能の高い準固体電解質を採用するモバイルバッテリーだ。スリムな5000mAhのモデルもある。

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準固体電解質を採用するHAMAKEN WORKSのモバイルバッテリーなど、サードパーティーのMagSafe対応アクセサリーも充実してきた
準固体電解質を採用するHAMAKEN WORKSのモバイルバッテリーなど、サードパーティーのMagSafe対応アクセサリーも充実してきた
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編集=安井克至

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