Tohji |アーティスト
1996年生まれのアーティストTohjiは、ハードとメロウを併せもつ奔放な音楽性で同世代から熱狂的な支持を集めるアイコン的存在だ。2017年に本格的に音楽活動を開始し、同年に「ラップスタア誕生!」(ABEMA)で注目を集めた。25年2月には1万人規模の「ぴあアリーナMM」での単独公演を実施。既存の芸能事務所やメジャーレーベルのシステムに依存せず、アーティスト主導のインディペンデントなチームでアリーナ規模の熱狂と経済圏を生み出せるという新たな可能性を見せた。Mura MasaやSkrillexなどグラミー賞アーティストとのコラボレーションに加え、世界各地を代表する大規模フェスへも出演し、国境やジャンルの垣根も越える。また、25年10月には翌年末に引退することを発表。絶頂期にあってもそこに安住せず、自らのキャリアの幕引きさえも作品として提示する姿勢は、破壊と再生を繰り返しながら常に新しい未来を志向する彼の、アーティストとしての強固な意志を象徴している。
見里朝希|映像作家、アニメーション監督

東京藝術大学大学院でアニメーションを学び、卒業制作をもとにしたパペットアニメ「マイリトルゴート」で国内外35の賞を受賞するなど、早くから注目を集めてきた。2021年に発表した羊毛フェルトのキャラクターを使ったストップモーションアニメ「PUI PUI モルカー」は、1話あたり2分40秒という短尺にもかかわらず、放送後にはSNSを通して爆発的な人気に。日本中で親しまれるキャラクターとなり、放送から約5年を経た今も、企業とのコラボ商品や関連コンテンツが生まれている。25年には、サンリオの人気キャラクターを主人公にしたNetflixシリーズ「My Melody & Kuromi」を発表。表現の舞台をグローバルな配信環境に広げ、視聴者とのつながりを国内外へと展開してきた。多くの人に愛されるIPを育て、商品化や体験コンテンツなど接点を増やしてきたその歩みは、ストップモーションアニメを牽引し、市場の広がりを後押ししている。
Yuji |アーティスト

イラスト、音楽、CG、ゲーム開発までを横断するアーティスト。Xフォロワー25万人を擁し、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のエンドカードやCDジャケット、「初音ミク」の記念イラストなどを手がけてきた。2024年11月には、広大な廃墟を自由に探索するオープンワールドのゲーム「MOTHERLAND」を発表。キャラクターデザインからUI、楽曲制作、生成システムまでをほぼひとりで担い、リリース前から期待を集める。制作中の「マザーランドスカイスクレーパー」ではワイヤーアクションを採用し、個人制作の枠を超えたスケール感に注目が集まる。
鯨井智行 |映像ディレクター、モーショングラフィックアーティスト

映像作家・映像ディレクターとして、ミュージックビデオ(MV)やCMなど幅広い領域で活動。2025年に手がけたアーティストANARCHYのMV「SKATERS」では、AIやCG、実写を融合させた映像表現が評価され、広告や映像業界の国際的アワード「shots Awards APAC 2025」のMusic Video of the Year部門でシルバーを受賞するなど国内外で高い評価を集めた。同年、オリジナルコンテンツ「CAVEMANZ」を展開。AIを取り入れた新たな表現領域とビジネスの可能性を切り開く存在だ。


