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2026.03.08 10:00

アンソロピック発表、「AIに奪われにくい仕事」6選とその共通点

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AIがあらゆることをこなし、すべての仕事を不要にするのだろうか。

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もちろん、それは仕事やキャリアにおける最悪のシナリオであり、実現する可能性は極めて低い。とはいえ、コンピュータープログラマー、カスタマーサービス担当者、金融アナリスト、そして地味なジャーナリストでさえも、AIが着実に、しかも加速度的に賢くなるなかで、日々背後を気にしているのは間違いない。

では、AIリスクが最も低い「安全な仕事」とは何か。大手AI企業Anthropic(アンソロピック)が出した最近のレポートが、大きな手がかりを与えてくれる。それは「手を使って行う仕事」だ。

AIの影響を最も受けにくい仕事の具体例として挙げられた6つは、次のとおりである。

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1. 調理師
2. オートバイ整備士
3. ライフガード
4. バーテンダー
5. 皿洗い
6. 試着室係

もちろん、これらはあくまで例にすぎない。アンソロピックのレポートによれば、現時点で仕事全体の30%は、AIによって消滅するリスクがほぼゼロだという。共通項はかなり明確で、身体を使う仕事、対面サービス、現実世界での物理的な操作である。このリストから推し量ると、より広い範囲では次のような仕事が該当する。

1. 飲食関連の仕事(あらゆる種類の調理師など)
2. ホスピタリティ関連の仕事(ハウスキーパー、各種係員)
3. 保守・修理の仕事(技術者、整備士)
4. 技能職・肉体労働(大工、屋根職人、配管工)
5. 農業・屋外労働(農場労働者、牧場作業員、樹木管理作業者)
6. 安全・監督の仕事(警備、群衆整理、スキーパトロール)
7. 個人向けサービスの仕事(スタイリスト、マッサージセラピスト、タトゥーアーティスト)

労働者にとっての朗報は、これらの仕事の一部、特に技能職には、高付加価値で高収入の職種があることだ。悪い知らせは農業、飲食、ホスピタリティの多くの職種が低賃金である点である。さらにもう1つ悪い知らせがある。肉体労働の多くには、深刻なけがのリスクが伴う。

次ページ > アンソロピックのレポートが指摘する「さらに懸念すべき」点

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