米国時間3月5日夜、Anthropic(アンソロピック)のダリオ・アモデイCEOは、米国防省が同社に対して講じた最新の措置に応じ、同社がサプライチェーンリスクとして正式に指定されたことを確認する書簡を前日に受け取ったと認めた。
この指定により、アンソロピックの技術は米国防総省と取引のあるパートナー企業から遮断されることになる。同社は3月5日、この決定に対して争う姿勢を改めて示した。「この措置が法的に妥当だとは考えておらず、法廷で異議を申し立てる以外に選択肢はないと考えている」とアモデイはブログ記事に記している。
これは、軍が同社の強力なClaudeモデルをどのように使用するかをめぐる連邦政府との重大な対立における最新の緊張激化となる。アンソロピックは先週、国防省がClaudeに無制限にアクセスすることを拒否したことで連邦政府の怒りを買った。特に同社が大規模監視や完全自律型兵器と表現する用途についてだ。
これに対して、ドナルド・トランプ大統領とピート・ヘグセス国防長官はともにソーシャルメディア上でサプライチェーンリスク指定を発表した。
「アンソロピックの左翼の狂人どもは、国防省を力ずくでねじ伏せようとし、憲法ではなく自分たちの利用規約に従わせようとして、壊滅的な過ちを犯した」とトランプは書いた。ヘグセスは「アンソロピックの欠陥だらけの利他主義の利用規約が、戦場にいる米国兵の安全、即応性、命よりも優先されることは決してない」と付け加えた。
アモデイは先週、2月27日のトランプとヘグセスの投稿から数時間後、従業員に向けて声明を共有したようだ。「米国防省とトランプ政権が我々を嫌う本当の理由は、我々がトランプに献金していないからだ」と彼は書いたという。これはThe Informationが公開したメモのコピーによる。
「我々はトランプに独裁者的な称賛を送っていない(サムはそうしているが)。我々は彼らの方針に反するAI規制を支持してきた。我々は多くのAI政策課題(雇用の喪失など)について真実を語ってきた。そして我々は実際に誠実さをもってレッドライン(越えてはならない一線)を守ってきた」



