健康

2026.03.07 16:00

週末、お酒に頼らずに「リラックスしてくつろぐ」4つの方法

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飲酒量を減らしたり、完全にやめたりする人が増えている。背景には、健康への懸念の高まりがある。この変化は、飲酒習慣を見直したい人や、アルコールとの付き合い方に興味がある人に、避けがたい問いを突きつける。長らく「リラックス」と同義語のように扱われてきた飲酒を選択肢から外したとき、どうやって気持ちをほぐし、息を抜けばいいのか。

興味深いことに、研究によれば、私たちがアルコールに期待する効果の多くは、例えばリラックスできる、社交の場で打ち解けやすくなるといった感覚など、アルコールそのものの作用だけでなく、心理的な条件づけの結果である可能性がある。

「人々がアルコールに頼るのは、即座に安らぎが得られると期待するからだ」とSoCal DBTの臨床ディレクターで公認セラピストのスザンヌ・ウォラック博士はいう。

「時間が経つと、脳はアルコールによる安らぎを予期するようになり、『長い1日のあとにお酒を飲むと落ち着く』という学習された結びつきをつくってしまう。たとえアルコール自体が実際には癒やしにも助けにもなっていなくても」と同氏は説明する。そこには社会的な条件づけも関わっていると同氏は付け加える。例えば、長い1日の後に「ご褒美」としてアルコールが社会的に位置づけられることだ。ハッピーアワーや「ママのワインタイム」を思い浮かべるとわかりやすい。

一時的に気持ちが楽になるように見えても、実際にはアルコールはストレスや不安を悪化させる。神経系が状態を切り替えるために外部の力に頼り始めるからだ。結果として、アルコールなしで効果的に対処する本来の力が少しずつ弱まり、いら立ちや感情反応が強くなり、ストレス耐性も低下すると、ロチェスター行動医療センター依存症医学ディレクターで『The Sobriety Manual』の著者でもあるアリヤ・パシクはいう。依存も強まり、同じ効果を得るために時間とともにより多くが必要になることもある。

「アルコールを渇望しているとき、求めているのはアルコールそのものというより、仕事から家へ切り替える“安全な移行"の感覚、心地よさ、落ち着き、あるいはストレスからの解放だ」とウォラック博士はいう。幸い、そうしたニーズをより直接的に、しかもより効果的に満たす方法はほかにもある。専門家が推奨する、酒なしで気分をほぐす4つのより健康的な方法を紹介する。

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