経営・戦略

2026.03.06 14:00

ネトフリが俳優ベン・アフレックのAI企業を買収、ワーナー買収断念の直後

Cindy Ord/Getty Images

ベン・アフレック、「視覚効果と同じように、あくまでツールになるだろう」

アフレックは1月、ジョー・ローガンのポッドキャストに出演した際にAIについて言及し、「視覚効果と同じように、あくまでツールになるだろう」と述べ、AIが映画制作のプロセスを根本的に代替することはないとの持論を展開した。「AIが意味のある脚本を書いたり、ティリー・ノーウッドのように、何もないところから映画を作ったりする可能性は極めて低い。そんなものはデタラメだ」とアフレックは語る。彼が言及した「ティリー・ノーウッド」とは、AI企業のシコイア(Xicoia)が制作した「AI女優」だ。ノーウッドは俳優などが参加する米労働組合のSAG-AFTRAから批判を浴びるなど、ハリウッドで大きな騒動を引き起こしていた。

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ハリウッドは、AIをどのように受け入れているか?

ネットフリックスによるインターポジティブの買収は、他の映画スタジオが制作現場にAIツールを取り入れる動きに続くものだ。パラマウントのデビッド・エリソンCEOも今週初め、合併後の新生パラマウント・ワーナーにおいてAIは「変革をもたらすもの」になると述べている。エリソンは2月の決算説明会でも、AIを「アーティストの創造性を解き放つ素晴らしいツール」と評し、AI技術に関連した職種を10倍に増やす意向を示した。

また、映画スタジオとAI企業の提携として最も注目を集めたのはディズニーの一件だ。2025年12月にオープンAIと10億ドル(約1600億円)規模の契約を締結したディズニーは、自社の映画キャラクターをオープンAIの動画生成ツール「Sora」で使用することを認めている。

forbes.com原文

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翻訳=江津拓哉

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