キャリア

2026.03.08 15:00

「解雇されない人」はどこが違う? 激変する職場で不可欠な存在になるための5つの具体策

Shutterstock.com

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現在の職場は、かつてないほど流動的だ。技術革新、ビジネスモデルの変化、従業員に期待される内容の変化により、職の安定は勤続年数よりも、価値提供力や適応力、存在感にかかっている。トップクラスのレジリエンスを備えたプロフェッショナルは、単にタスクを消化したり、解雇を避けようとしたりするのではなく、チーム内で自分にしかできない貢献をすることで、不可欠な存在となることに集中している。

2026年以降も解雇されないために役立つ5つのキャリア戦略と、それを実現するための具体的な手順を以下で紹介しよう。

1. 部門横断的な協働によって、不可欠な存在となる

解雇されにくくなる最も効果的な方法の一つは、チームや部門を超えて働くことだ。自分の部署内だけで優秀という従業員は、組織の優先順位が変わったときに見落とされるリスクがある。他部署との協働は、自身の認知度を高め、ネットワークを広げるだけでなく、ビジネスの仕組みへの理解を深める。Deloitte(デロイト)の調査によれば、パフォーマンスが53%向上する可能性も示されている。

部門横断的な影響力を築くには、まずは自分の日常業務と関係のある複数の部署を特定することから始めよう。それらの部署の同僚に対して、何か手伝えることはないかと申し出たり、優先事項を知っておきたい、と話し掛けたりしてみよう。

例えば、オペレーション部門(業務運営部門)に所属しているのであれば、需要パターンをより正確に予測するため、営業部門と連携してみるといい。異なるチームが最新情報を共有する会議に出席する(あるいは出席を希望する)のも良い方法だ。

他者の課題を理解し、その解決に貢献する時間を取ることで、組織の円滑な運営を支える架け橋になることができる。部門間の点と点をつなぐ人材は、摩擦を減らし、チームの効果的な連携を促すため、リーダーの目に留まるものだ。

2. 単にタスクをこなすのではなく、インパクトの大きな仕事に責任を持つ

責任を持ってタスクを遂行することは仕事の継続に必要だが、本当の成功につながるのは「成果に責任を持つこと」だ。仕事の実行だけでなく、成果に責任を持つプロフェッショナルは、意思決定時に頼られる存在となる。成果を生み出す者は状況を理解し、思慮深い主体性を発揮し、重要な結果に対して自ら責任を負う。

タスクから成果へと移行するには、まずプロジェクトを一つ選び、成功を測定可能な形で定義しよう。「顧客リポートを完成させた」と言う代わりに、「顧客リポートを完成させ、3つの重要な洞察に焦点を当てた。これらは、顧客離脱率をチームが8%削減するのに役立つ知見だ」と言うようにしよう。

定義した成果に対する進捗を追跡し、ビジネスに焦点を当てた簡潔な表現で結果を伝えよう。単に仕事をするだけでなく、価値を生み出していることを継続的に示せば、あなたの貢献は、無視できないほど貴重なものになる。

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翻訳=米井香織/ガリレオ

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