このサイチョウ(英名hornbill)は、アフリカソウゲンワシが近づいてくることに驚き、賢明にもその場を離れようとしている。見るからに驚愕の表情を浮かべているのは、アフリカゾウゲンワシから、朝ごはんのエサとして狙われているからだろう。
撮影者のジェフ・マーティンは、「双方の鳥を1枚に収めたことで説得力が生まれ、サイチョウの緊迫感がいっそう伝わってきます」と語っている。「安心してください。サイチョウは無傷で逃げ延びました。いずれにせよアフリカソウゲンワシが、あんなくちばしを持つサイチョウに、本気で関心を持っていたとは思いません」
激しい雨が降るなか、オスのライオンが、たてがみを何度も振るわせて水を振り払うので、パートナーのメスがいらついている。タンザニアのセレンゲティ国立公園で写真撮影ツアーに参加した時に写した1枚。ツアー客は、仲の良いこの2頭を追いかけていた。
残念なことに、突然の激しい雷雨が2頭の甘いムードに文字通り「水を差して」しまったようだ。
フォークランドの島々を1週間巡ったのち、ラルフ・ロビンソンはボランティア・ポイントでペンギンたちを観察していた。オウサマペンギンの繁殖地として有名で、2000組くらいが生息している場所だ。近くでは羊が放牧されており、羊たちが4羽のペンギンの後について歩いているように見える。
オウサマペンギンはかつて、フォークランド諸島で絶滅寸前まで追い込まれた。現在は、フォークランド諸島で暮らすオウサマペンギンの大半が、ボランティア・ポイントで暮らしている。
誰でも、フラミンゴを見たことはあるだろう。「では、フラミンゴーンを見たことがありますか」と尋ねるのが、この写真を撮影したマイルズ・アストレーだ。「そんなフラミンゴを思いつくのはAIだけでしょうね。それとも、これは私のアイデアかな?」
「この『フラミンゴーン』を、ある写真コンテストに応募したことがあるのです」と、アストレーは話す。「この風変わりな作品は、2つの賞を受賞しました。そのうちの一つは生成AI部門の賞です。しかし、これが本物のシュールな生物を写した本物の写真であることを打ち明けると、受賞が取り消されてしまいました。生成AI部門に応募したのは、母なる自然は今もなお機械を打ち負かすことができること、そして創造性と感情は、単なる数字の羅列以上のものであることを証明するためです」
「写真に写っているのは、一見すると頭がないフラミンゴです。でも実際のところ、このフラミンゴはカリブ海に浮かぶ島の浜辺で、いつものように朝の身づくろいをしているだけ。頭を胴体の下に差し入れて、羽づくろいをしている様子なのです」
この空飛ぶリスは、まるで空中で両腕を広げて、「完全に降参だ」と負けを認めているように見える。
不幸にも、機敏でコミカルな動きをするこの小さな曲芸師のリスたちが暮らす森は、キクイムシが蔓延したせいで伐採されてしまった。


