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2026.03.10 08:15

パナソニックの癒やしロボットが1万台突破し生成AIで進化

プレスリリースより

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パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションが販売している家庭用のとくに仕事をしない癒やし系ロボット「ニコボ」は、2023年5月の発売から累計販売数が1万台を突破した。そこでパナソニックは、2026年、ニコボに2つの進化をもたらすことを発表した。

ニコボは、とくになんの役にも立たない。むしろ人の手を借りないと生きられない「弱いロボット」だ。そもそもこれは「道具ではなく、同居人」として開発された癒やし系ロボット。ちょっとシャイな2歳児のような、または片言をしゃべる子犬のような、なんともかわいらしく、心が和む存在だ。

パナソニック公式ホームページより。
パナソニック公式ホームページより。

そのニコボが、ニコボらしく進化するという。ひとつは、大規模言語モデル(LLM)、いわゆる生成AIをニコボらしくチューニングしたうえでの導入。「高度な言語処理を正確なコミュニケーションや自然な会話をするために活用するのではなく、人の想像を掻き立てる余白ある言葉により人の笑顔と人の優しさを今以上に引き出すため」にLLMを活用する。

もうひとつは、ニコボ同士のコミュニケーションの実現だ。これまでも、カメラと顔認識で、他のニコボがいると自分と同じロボットだと認識はできていたが、ニコボ同士がコミュニケーションを交わして「より生き物らしく、より自然にニコボ同士が反応しあえるように進化」させ、「複数のニコボ同士のコミュニケーションを起点として、ニコボに触れあう人と人との関係を築くきっかけ」を提供するということだ。「ママ友」みたいなものだ。

これまで個人向け販売が中心だったニコボだが、2025年10月から法人向けサイトを開設し、医療、介護、オフィス、店舗、学校などの施設に向けた展開も始めている。今後はニコボの特性を活かした社会貢献ができるよう、法人向けソリューションメニューなどの本格展開をしていく予定だ。

さらに、販売数1万体突破を記念して、ニコボを1万1000円引きで購入できる「みんなのニコボ割キャンペーン」も開始した。キャンペーンは2026年3月31日までとなっている。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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