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2026.03.05 16:00

実年齢より何十歳も「若い脳を保つ」ための8つの習慣

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「スーパーエイジャー」になるために心がけたい8つの生活習慣

神経科学者で『The Invincible Brain: The Clinically Proven Plan to Age-Proof Your Brain and Stay Sharp for Life(無敵の脳:脳を老化から守り、一生シャープな頭脳を保つための、臨床で実証されたプラン)』の著者でもあるマジッド・フォトゥヒ博士は、「スーパーエイジャー」になるために、今すぐ実践できる8つの生活習慣を教えてくれた。スーパーエイジャーとは、実年齢より何十歳も若い人と同等の認知能力を持つ人を指す言葉だ。

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フォトゥヒ博士の健康プランのユニークな面の一つは、1日の始まりと終わりに、ポジティブなことに焦点を当てる点が挙げられる。

1. ポジティブな期待を持って1日を始める。

このアプローチは、前述のテロメアに関する研究結果とも結びつくものだ。「今日はいい日になる」という期待を持っていると、脳がポジティブな出来事に気付きやすい態勢になり、喜びや意義を見いだすチャンスを探すようになる。

2. 瞑想でストレスを減らし、集中力を高める。

静かな場所を見つけてゆったりと座り、時間をかけて深く呼吸をすることを、フォトゥヒ博士は勧めている。この際には、息を吸う時に1から6まで、吐く時にも6まで数えると良いという。

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3. 命がかかっていると自覚して、体を活発に動かす生活を心がける。

フォトゥヒ博士によると、運動はスーパーエイジャーにとっての「若返りの泉」だという。運動は、記憶や学習、意思決定、感情の制御に関わる脳の領域を拡大させる効果があるからだ。

4. ジャンクフードの摂取は最小限にして、脳を守る。

加工度が高く糖類が多く含まれた食品は、脳内の炎症を促進し、活力減退を招き、脳細胞間の信号伝達を妨げ、ブレインフォグの一因となる。さらには、脳の萎縮につながることもある。

5. 1日1回、生産性だけでなく、意義を感じられることを実行に移す。

フォトゥヒ博士は、意義を実感できる瞬間を探すようにとアドバイスする。具体的には、誰かを助ける、創作活動をする、祈りを捧げる、誰かを幸せにする、あるいは自分が思い入れのある事柄に貢献するといったものだ。

6. 少しだけ努力を要することを毎日試す。

新しい言語、ダンスのステップ、楽器、新たな趣味など、新しいことを学ぶと、脳内の神経細胞に新たな接続ルートが生まれる効果が期待できる。

7. 睡眠時間を「脳のリセットボタン」だと考えて、しっかり確保する。

ぐっすり眠り、しっかり休息がとれたスーパーエイジャーの脳は、世の中に起きていることをより前向きに解釈できるようになり、困難な課題にもへこたれないレジリエンスを持つことができる。

8. 意義ある出来事や、小さな成功を思い出して1日を締めくくる。

心地よいやりとりや成功、感謝されたことなど、1日の仕事の中で起きたポジティブな出来事を思い返すことで、神経回路が強化され、脳が自動的にポジティブな経験に目を向けるようになる。

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翻訳=長谷睦/ガリレオ

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