起立性調節障害改善協会代表理事の竹田浩一氏によると、人の体は朝になると交感神経が優位になり血圧や体温を上げるが、冬はその切り替えに大きなエネルギーを要するという。とくに起立性調節障害の場合、「午前中は脳への血流が不足し、本人の意思とは裏腹にパフォーマンスが著しく低下」するとのこと。

調査に参加した人たちは、自律神経の乱れを意識して、それぞれ自己流の対策を行っていた。朝食をしっかり食べる、なるべく日光を浴びる、起きてすぐに温かい飲み物を飲むなどだ。これらは、「身体の内外から温め、覚醒を促す多角的な工夫」だとして同協会も認めている。
大切なのは、冬だから仕方がないと放置せず、身体のサインとして捉え直し、(上記のような)自律神経を整える習慣を取り入れることであり、それでも改善しない場合は専門機関に相談するという選択肢を持つことだと竹田氏は助言している。


