当面の目標は7万ドル
当面のところ、ビットコインのアナリストらは、次の方向性を示す水準として7万ドルのラインを注視している。
トレード・ネーションのシニア市場アナリストであるデビッド・モリソンはEメールで、「ビットコインは今朝6万6000ドル超で推移し、昨日午後には一時7万ドルを上回った」と述べた。
「ビットコインとイーサリアムは過去4日間、一定の底堅さを示している。米国とイスラエルが土曜にイランへの攻撃を開始したにもかかわらず、両者とも上昇する場面があった。現在は持ち合い局面で横ばいを続けており、ビットコインは6万ドルのサポートラインを維持しつつ、7万ドルのレジスタンスラインに向かい合っている。両暗号資産の日足MACD(移動平均収束拡散)は強気な形状を作っており、売られ過ぎ水準からの反転を示している。ただし、買い手を本格的に呼び戻すには、ビットコインは説得力をもって7万ドルを上抜ける必要がある」と述べた。
ヘイズは、AI主導の金融危機とビットコイン価格が過去最高値となる可能性を示していた
ヘイズは2月、AI主導の金融危機が2008年を上回る規模で発生し、ビットコイン価格を過去最高値へ押し上げる可能性があるとの見通しを示していた。
ヘイズは、将来的なAIブームがホワイトカラー職の大量解雇を招き、米国経済がデフレスパイラルに陥ることで、FRBによる大規模な資金供給の拡大が促されると予測している。その結果、米ドルの価値が下落し、ビットコイン価格が大きく上昇するという見立てである。
「2008年の世界金融危機への対応として、FRBは金融システムの修復のために10年以上にわたって資金を供給してきた。内部の政治的対立を解消して資金供給を行わなければ、多くの中堅銀行が破綻する可能性が残る2026年には、同様の資金供給拡大が再び起きると予想している」とヘイズは述べる。そのうえで「デフレは望ましくないが、結局のところ、ビットコインのような法定通貨の信用に敏感な資産にとっては好材料となる」と付け加えた。


