調査では、アレルギー専門医および内科医505人にも意見を聞いているが、その約48パーセントはお酒を飲むと花粉症の症状が悪化することについて「とてもそう思う」と答えている。また、「ややそう思う」も約47パーセントで、あわせると9割以上の医師がお酒と花粉症の関連性を肯定している。

「そう思う」と答えた医師に、お酒が花粉症の症状を悪化させる原因を聞いたところ、血管の拡張、肝臓への負荷による解毒機能の低下、ヒスタミンの放出という回答が多かった。

お酒で悪化すると思われる症状は、鼻づまり、目のかゆみ、鼻水と、花粉症の3大症状がいずれもひどくなるとのこと。それでもお酒を飲みたい、という人が意識すべきこととして、水分を多めに摂る、肝臓の健康維持をサポートする栄養素を補給する、休肝日を作る、入浴と就寝前の飲酒を避ける、などがあげられた。

逆に言えば、お酒を飲む人にとっては、飲まないこと、つまり普段の体調管理が花粉症対策になるとも言える。事実、9割以上の医師が、マスクや薬による対策に加えて、そうした体のコンディションを意識した習慣が大切だと答えている。
肝臓に負担をかけると花粉症の症状がひどくなる。これだけは、しっかり覚えておきたい。


