S&P500とナスダックは米国時間3月2日の午後、ともに上昇した。ドナルド・トランプ米大統領が中東での戦闘が激化すると示唆したにもかかわらず、イラン戦争をめぐる急落懸念からは距離を置いた格好だ。
S&P500は米東部時間午後2時20分頃の時点で0.2%超の上昇となり、市場開始後に約0.8%下落した米国時間3月2日朝の低調なスタートから回復した。
米国時間3月2日の上昇率ではナスダックが主要指数をリードし、0.5%超上昇した。一方、ダウ工業株30種平均は0.1%未満の上昇にとどまった。
同指数の主力銘柄であるエヌビディアは、直近2取引日で急落した後、米国時間3月2日午後にかけて最大3%上昇し、182.60ドルまで上昇した。
大きな勝ち組と負け組は?
他の巨大テックも取引で上昇し、アップル(+0.58%)、マイクロソフト(+1.77%)、メタ(+1.3%)が買われた。意外ではないが、RTX(旧レイセオン・テクノロジーズ)やロッキード・マーティンといった航空宇宙・防衛大手も米国時間3月2日に上昇し、それぞれ+4.5%、+2.6%で取引されたているノースロップ・グラマン株は米国時間3月2日に4.4%上昇し、直近1カ月の取引での上昇率は10%超となった。
一方、アルファベット株は1.5%下落し、アマゾン株も0.2%下落した。アマゾンは直近1カ月で14.2%下落している。ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイは米国時間3月2日、S&P500の下落率上位の1つとなり、米国時間3月2日の午後早い時間帯に5.2%下落した。
原油高騰でガソリン価格も上昇
11月と12月に大幅に下落したガソリン価格は、米国時間3月2日も上昇を続け、3ドルの大台に迫った。同日、米国の旅行関連株は下落した。ブレント原油は米東部時間午後2時前の時点で約6.5%上昇し、77.50ドル超となった。ホルムズ海峡の閉鎖により、価格が100ドル水準へ向けて長期的に上昇するとの懸念が広がっている。



