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2026.03.03 11:00

「イラン攻撃」予測市場でインサイダー疑惑、直前に賭けた新規口座が最大175万ドル荒稼ぎか

米軍とイスラエル軍の攻撃後、イラン首都テヘランにある最高指導者ハメネイ師の邸宅の敷地内で複数の建物が破壊されている様子を捉えた衛星画像(Satellite image (c) 2026 Vantor/Maxar/Getty Images)

ブルームバーグの報道とポリマーケットの取引台帳データによれば、米国のイラン攻撃をめぐる賭け市場(攻撃開始のタイミングは昨年12月から今年6月までさまざま)の総取引高は5億2900万ドルに上り、2月28日の契約だけで9000万ドルに達した。

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米ニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)から昨年20億ドルの投資を獲得したポリマーケットは、政治賭博の主要な舞台となっている。

例外ではないパターン

イラン関連の賭けには、直近8カ月間に確立されたパターンがある。

2025年6月、「ricosuave666」名義のアカウントがイスラエル軍のイラン攻撃を正しく予測し、約15万ドルの利益を得た。その後イスラエルの検察当局は、イスラエル国防軍(IDF)の予備役兵が機密情報である攻撃計画を民間人に漏洩し、その人物が賭けを行ったとして2人を先月起訴。予測市場におけるインサイダー取引をめぐる初の刑事訴追事例となった。

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今年1月には「Burdensome-Mix」というアカウントが、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の身柄拘束に3万2000ドルを賭けた。数時間後に作戦が行われたことが明らかになり、このアカウントは40万ドル以上を儲けた。この件は現在、米商品先物取引委員会(CFTC)が調査中だと報じられている。

イスラエルで逮捕者が出た後も、ポリマーケットのトレーダーたちに臆する気配はない。新たな事件が起こるたびに、疑わしい取引利益は膨れ上がる一方だ。

後手に回る規制

今回のイラン攻撃の3日前、CFTCはイベント契約と呼ばれる予測市場におけるインサイダー取引について、米国内法に違反すると警告する正式な勧告を出した。2月25日に公表された勧告文書「記者発表文9185-26」は、これまでで最も明確に、重要な非公開情報を持つ予測市場トレーダーが取り締まり対象となることを表明したものだ。

この勧告のタイミングを先見の明があったとみるか、あるいは遅すぎたとみるかは、見方によって異なる。

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翻訳・編集=荻原藤緒

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