健康

2026.03.03 12:00

「断続的断食」に体重減少の効果なし? 2026年発表、最新の大規模レビューが示す意外な結論

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断続的断食が提供する可能性がある「ほかのメリット」

2023年に発表された研究では、食事時間を「正午から午後8時まで」だけに制限する断続的断食を実践した2型糖尿病の肥満患者と、時間に関係なく1日の摂取カロリーを25%削減した人について、体重の減少度合いを比較した。比較対象には、食事量や食事時間を変更しなかった対照群も含まれた。

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その結果、断続的断食を実践したグループは体重が3.6%減少したが、摂取カロリーを減らしたグループと対照群には、体重減少が認められないことがわかった。

興味深いのは、断続的断食を実践したグループと、カロリー摂取量を減らしたグループはどちらも、空腹時血糖値が低下していたことだ。しかし、何よりも注目すべきは、断続的断食を実践したグループが、摂取カロリーを減らすより、食事の時間帯を変更する方がやりやすかったと述べたことだ。同研究チームの一人は、「カロリーを数えるより、時間を数える方がラクだった」可能性がある、と述べている。

冒頭の『コクラン・レビュー』では、断続的断食と体重減少、あるいはほかの健康指標との関連性を確認できなかったが、レビューが分析対象にしなかった領域で、利点が存在している可能性はある。

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いずれにせよ、注意してほしいのは、食事内容であれ食事時間であれ、食生活を大きく変更する場合は、まずは医師に相談するのが最良であることだ。

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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