イスラエルと米国、2月28日の空爆によりハメネイ師含むイランの複数幹部を殺害
ハメネイ師は、イスラエルと米国が米国時間2月28日早朝に一連の空爆を実施した後に死亡した。米軍が「オペレーション・エピック・フューリー(Operation Epic Fury)」と名付けたこの空爆では、複数のイラン指導者が死亡した。ハメネイ師の死亡はイスラエルが最初に発表し、その後、ドナルド・トランプ大統領とイラン政府が数時間後に確認した。
アラグチ外相、「自国を防衛するのに十分な能力がある」と主張
アラグチ外相は米国時間3月1日、ABCニュース「This Week」の司会者ジョージ・ステファノプロスとのインタビューで、初動の攻撃で一部の軍指導者が死亡したことを認めた。「そう、我々は複数の司令官を失った。それは事実だ。しかし、もう1つの事実として、我々の軍事能力は何も変わっていない」とアラグチ外相は述べた。アラグチは、「自国を防衛するのに十分な能力がある」とし、2025年の米国とイスラエルによるイラン空爆時に比べて「より準備が整い、能力も高い」と主張した。
トランプは、イラン側の軍事報復計画に「もしやれば、これまで見たこともない力で叩きのめす」と警告
トランプは米国時間2月28日、トゥルース・ソーシャルへの投稿でハメネイ師の死亡を確認し、「歴史上最も邪悪な人物の1人」と呼んだ。トランプはイラン軍、治安部隊、そしてイスラム革命防衛隊のメンバーに対し、「イランの愛国者と平和的に合流し、一致団結してこの国を本来あるべき偉大さへと導いてほしい」と呼びかけた。その後トランプは、イラン側の軍事報復計画に激怒した。「そんなことはしないほうがいい。もしやれば、これまで見たこともない力で叩きのめす」と、別の投稿で警告した。
イラン政府が最高指導者を選ぶのは、今回で2度目だ。ハメネイ師が最高指導者に選ばれたのは1989年8月で、ルーホッラー・ホメイニ師の死から約2カ月後のことだった。ホメイニ師は、1979年のイラン革命で王政が打倒され、聖職者が権力を掌握した後、イラン初の強硬な宗教指導者として台頭した。ホメイニ師は革命後9年間にわたり統治し、ハメネイ師の統治は米国時間2月28日の死去まで36年間続いた。


