ドナルド・トランプ大統領が米軍による「イランでの大規模軍事作戦」の開始を発表した。米国防総省が「エピック・フューリー作戦」と呼ぶこの軍事行動と時を同じくして、イランがほぼ全面的なインターネット遮断状態に陥り、全国の接続率がわずか4%にまで低下したことが確認されている。
サイバーセキュリティとインターネット・ガバナンスをリアルタイムで監視する独立系のインターネット監視団体NetBlocksは、ネットワーク計測データとウェブ解析を用いて、政府によるインターネット遮断を報告している。同団体のInternet Observatoryプラットフォームは、地域全体がオフラインになる瞬間をリアルタイムで示すことができる。
この状況は2月28日07:00(UTC)に始まったようだ。NetBlocksはXに「確認:ネットワークデータは、イランが現在、ほぼ全面的なインターネット遮断のさなかにあり、国内の接続率は通常水準の4%にとどまっていることを示している」と投稿。さらに「この事態は米国とイスラエルの軍事作戦が進行する中で起きており、昨年のイスラエルとの戦争時に講じられた措置と一致している」と付け加えている。
⚠️ Confirmed: Network data show #Iran is now in the midst of a near-total internet blackout with national connectivity at 4% or ordinary levels. The incident comes amid US and Israeli combat operations and matches measures used during last year's war with Israel. pic.twitter.com/1XunOr4Q19
— NetBlocks (@netblocks) February 28, 2026advertisement
グローバルなインターネットトラフィックに関するリアルタイムデータを提供する、もう一つの信頼性の高いネットワーク監視サービスCloudflare Radarによると、現在インターネットトラフィックは「すべての主要地域でほぼゼロに近い」状態であり、テヘラン、ファールス、イスファハン、アルボルズ州、ラザヴィー・ホラーサーンでは「ほぼ完全な遮断」が発生している。
これがイスラエルまたは米国のサイバー部隊によるサイバー攻撃であることを示す証拠はない。むしろ、イラン国内での抗議活動や騒乱を受けて1月8日からイラン政権が実施していたインターネット遮断がエスカレーションしたものだと考えられる。



