どのフリーランスも、音信不通にされたり、「予算の都合で」と書かれた不採用メールを受け取ったりした経験があるだろう。Leapersの調査によれば、72%がゴースティングを経験している。提案から請求に至るまで、プロセスのあらゆる段階で起きているという。さらに(非常に懸念すべきことに)2024年に45%のフリーランスがメンタルヘルスの悪化を感じたことも明らかになった。
理由は容易に想像できる。フリーランスは日々さまざまな課題に直面しており、当然ながら精神的な負担は大きい。しかし、あらゆる課題にはプラスの側面もある。レジリエンス(回復力)が鍛えられ、教訓を得られ、そして正社員よりも高い収入を得るという素晴らしい機会も生まれるのだ。ここでは、フリーランス生活の日々の奮闘から学べる3つの重要な教訓を紹介する。
1. 拒絶はすべて学びになる
ありきたりに聞こえるかもしれないが、拒絶は素晴らしい学びの機会になり得る。フリーランスは誰もが不採用になったり音信不通にされたりする。これはプロセスの一部にすぎないことを忘れないことだ。Proposifyによれば、提案の成約率は平均で20%にとどまる。
拒絶は、ときに「仕事をしたくないクライアント」を教えてくれる。例えば、提案の段階で値引きを迫ったり、便宜を求めたり、さらには「トライアル」という名目で無償で働くことを望んだりする(しかも、多くの場合それが継続案件につながることはない)見込み客もいる。
危ない案件を回避できたとしても、拒絶はやはりつらい。自信を揺さぶられたときは、代わりに自分の力になる行動を取るとよい。例えば次のようなことだ。
- スキルアップ:時間に余裕があるなら、新しいスキルを学ぶ、あるいは業界知識をアップデートする。
- 推薦文を依頼する:現在のクライアントに推薦文を依頼し、自分のサイトに掲載する。
- 紹介を頼む:見込み客が行き詰まってしまっても、同様のサービスを必要としている別の企業を知っていないか聞いてみる。
2. フォローアップの力
提案が無視されたり、見込み客との連絡が途絶えたりして気落ちしているなら、フォローアップメールの力を侮ってはならない。
Mailtester Ninjaによれば、コールドメールの平均返信率はわずか8.5%だが、フォローアップメールには返信率を約50%押し上げる可能性がある。
問い合わせへの返信、送付した提案、コールドメールの売り込みなど、どのケースであっても、フォローアップメールを週間ルーティンに組み込もう。送付を忘れないようにする精神的負担を減らすには、次の方法がある。
- フォローアップメールを自動送信で予約する(ただし相手から早めに返信が来た場合は停止すること)。
- カレンダーでリマインドする:カレンダーやプロジェクト管理システムにリマインダーを入れ、その日に通知が届くようにする。
提案に返事はあったものの、「今は違う」という反応で「ノー」ではない場合、6カ月後にフォローアップしてもよい。相手企業の財務状況が改善しているかもしれないし、単にタイミングが合う可能性もある。
3. マーケティングを止めない
最後の教訓は、マーケティング、パーソナルブランドの構築、ネットワークの拡大を決して止めないことである。
たとえ案件で手一杯でも、すべてのクライアントが永遠に付き合ってくれるわけではない。残念ながら、仕事が落ち着く時期は予告なく訪れることもある。クライアントはいつでも予算を削れる。スケジュールが埋まっていた状態から、瞬く間に「今すぐ新規クライアントが必要だ」へと変わり得るのだ。
パイプラインを動かし続ける最良の方法の1つは、継続的に自分を売り込むことである。フリーランスがパイプラインを構築する方法をいくつか挙げよう。
- LinkedInでパーソナルブランドを築く。
- ウェブサイトやフリーランサー向けディレクトリ上のプロフィールを最新の状態に保つ。
- オンラインポートフォリオを新しい事例で更新する。
- 業界カンファレンスに参加する。
- 地域のビジネス交流イベントに参加する。
フリーランスは浮き沈みがあるとはいえ、充実したキャリアになり得る。拒絶はレジリエンスを育て、ビジネスパーソンとしての強さをもたらす。どんな挫折も、再起のための機会にすぎない。



