都会に残る理由は利便性と人間関係
UIJターンを希望しない理由(複数回答)のトップは「都会のほうが便利で暮らしやすいから」で47.4%。交通・商業・文化インフラの充実が、都市を選ぶ最大の根拠になっている。続いて「志望する企業や職種がないから」29.5%、「恋人や友人・知人と離れたくないから」21.8%、「給料が低そうだから」15.4%と続いた。
キャリアの選択肢の狭さや収入水準への不安と並んで、人間関係を手放しづらいという感覚が都会残留の理由として挙がった。「全国展開の企業でスキルアップしたいから」14.1%、「大手企業がないから」9.0%という声も一定数あり、成長機会を都市に求める層も少なくない。

地方希望派が「経済合理性と生活の質」を重視し、都会残留派が「利便性・キャリア・人間関係」を優先する。この対比が、今の学生の就職観をそのまま映し出しているようだ。
地方移住支援や採用施策を考える企業・自治体にとっては、経済的なメリットの訴求はある程度届いている一方で、キャリアの選択肢の多様さや移住後の人間関係をどう示すかが、地元出身者以外にもリーチするための課題といえる。
【調査概要】
調査期間:2026年1月9日〜1月28日
調査対象:スカウト型就職サイト「Reしゅ活キャンパス」へのサイト来訪者141人
調査方法:Webでのアンケート調査
出典:学情「UIJターンや地方での就職希望に関する調査」


