この1年間、投資家やアナリストはAIバブルへの懸念を抱き続けている。AIへの過剰投資により、適正価値を上回る水準まで株価が押し上げられる可能性があるからだ。バンク・オブ・アメリカが先日公表したクレジット投資家への調査では、回答者の23%がAIバブルを最大の懸念事項だと回答し、2025年12月時点の9%から上昇した。また、2月初めに公表されたバンク・オブ・アメリカによるファンドマネジャーへの別の調査では、約30%がAIへの支出拡大が信用危機を招く可能性があると回答している。
アルファベット、アマゾン、メタ、マイクロソフトは今年、4社合計で6100億ドル(約95.2兆円)の設備投資を見込む。「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるこれらの企業はそろって、AI製品需要の拡大をその理由に挙げている。ウェドブッシュ証券のアナリストは先日、こうした設備投資の見通しは市場予想を上回る規模だと指摘した。キャンター・フィッツジェラルドも、エヌビディアが供給を担う計算能力への「飽くなき」需要がある一方で、AI関連支出をめぐる投資家の懸念は続いていると述べた。


