暗号資産

2026.02.27 11:30

「ビットコインが無価値になるという考えは間違っている」ウィキペディア創設者の意外な予測

Sebastian Christoph Gollnow/picture alliance via Getty Images

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今週、ビットコイン価格は壊滅的状況に極めて近づいた後に反発し、現在は7万ドルに向けて上昇している。しかし、2025年10月につけた高値の12万6000ドルからは依然として約50%低い水準にある。

「ビットコインがゼロになると考えている人々は、おそらく間違っている」

そんな中、ウィキペディア共同創設者のジミー・ウェールズが、ビットコイン価格に関して心配な予測を示した。

ウェールズは米国時間2月25日、「ビットコインがゼロになると考えている人々は、おそらく間違っている」とXに投稿した。同氏は2014年、ウィキペディアにおいてビットコイン決済を試験的に導入している。

「その設計は十分に堅牢であり、現在は予見されていない暗号技術の破綻や、突然の51%攻撃がない限り(たとえそうなっても、フォークが継続すると私は想像する)、永久に存続し続けるだろう」とウェールズは記した。彼のこの発言は、量子コンピューターがビットコインやインターネットの多くを支える暗号アルゴリズムを破る可能性などについて言及したものである。

2050年までに1万ドルまで下落する可能性を予測

しかしウェールズは、ビットコインが長い期間をかけてゆっくりと無関心の中へと沈んでいく可能性の方が高いと話す。

「とはいえ、ビットコインができることは、愛好家の趣味的ないじくりに見合う価格まで下落することだ」とウェールズは書いた。「通貨としても、価値の保存手段としても完全な失敗であるため、それが将来の支配的なマネーになることはないだろう」。

ウェールズは、ビットコイン価格が2050年までに(「現在のドル価値で」)1万ドルまで下落する可能性があると予測した。また、継続的なインフレによって、その時点では1万ドルの価値が大幅に目減りしている可能性があるとも示唆した。

さらに彼は、「もっと低くなる可能性もある」と付け加えている。

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翻訳=江津拓哉

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