2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪が閉幕して早々に、一部の参加選手は大会で入手した限定公式グッズの売却に動いている。競技で実際に着用したウェアや、選手だけに贈呈された記念品には、数百ドルから数千ドルもの値が付いている。
スノーボード米国代表のハーナ・ノーマンは今週初め、TikTokのフォロワーに向けて、Z世代に人気のファッション系フリマアプリDepopでミラノ・コルティナ大会ゆかりのグッズを販売する予定だと語った。「チームUSA」公式スポンサーのラルフローレンやナイキから選手団に贈られた公式ユニフォームも含まれている。
@hahna.boards At this point it might be better to have a WWE wrestling competition for it #winterolympics #milancortina2026#snowboard#fypシ゚viral#teamusagearhaul♬ original sound - Hahna Norman (USA🏂)
ノーマンは動画の中で、五輪公式ウェアの一部を売却することを決めたのは「スノーボード選手の平均給与は、ほとんどゼロ同然」だからだと説明。五輪で得た経験を活かしてソーシャルメディアでの存在感を高める努力もしていると話した。
今大会で金・銀2個のメダルを手にしたオランダ代表のスピードスケート選手ユッタ・レールダムも、競技中に着用したレーシングスーツをオークションに出品。日本時間2月25日夕方の時点で9500ドル(約150万円)を超える値が付いている。
五輪の記念品を専門に扱う競売を手掛ける米PRオークションは、ミラノ・コルティナ大会ゆかりの品2点の競売をすでに成立させた。聖火リレーで使用されたトーチは約3万5000ドル(約550万円)で、五輪発祥の地ギリシャ・オリンピアでの採火式で使われた陶製の器は5000ドル(約78万円)で、それぞれ落札された。
アイスホッケーのカナダ代表チームは試合で着用したジャージを競売に掛け、NHLエドモントン・オイラーズの主将を務めるスター選手、コナー・マクデービッドのジャージは6万5000ドル(約1020万円)もの高値で競り落とされた。
オンラインマーケットプレイス大手eBay(イーベイ)の出品情報を見ると、国際オリンピック委員会(IOC)公式パートナーのサムスン電子がミラノ・コルティナ大会の出場選手全員に配布した特別仕様の非売品スマートフォン「Galaxy Z Flip7 Olympic Edition」を選手自身が出品している例が複数あり、1500ドル(約23万円)以上で取り引きされているものもある。



