ライフスタイル

2026.03.11 14:15

「ご馳走される会食」のマナー。事前・注文・会計時・お礼・事後までの基本動作

Adobe Stock

服装

店の情報が届いた瞬間から会食は始まっています。ネット上の情報を読み込み、その場の格に見合った服装を熟考してください。前回の記事でも触れましたが、ゲストに求められるのは個性の主張ではなく場への同化です。特に女性の場合、いくら派手派手な店であっても胸元が強調されるような露出は控えるべきでしょう。下着が透ける・ブラ紐が見えるといった不始末は論外と言うほかありません。不用意な着こなしは、周囲にパパ活のような不適切な関係性を想起させ、ホストの顔に泥を塗りかねません。また、装いだけでなく香りへの配慮も不可欠です。料理やワインの繊細な香りを妨げる香水や柔軟剤の強い残り香は、美食の場における最大のご法度だと心得ましょう。

advertisement

入店~着席

入店から着席までの細かな所作については【秘伝まとめ】高級レストランで「一流の客」と囁かれるマナー52に譲るとして、一点、女性に強く意識していただきたいのが「私物をテーブルに置かない」という鉄則です。一流店の中にはテーブルクロスをそのまま皿と見立ててパンを直に置くスタイルの店もあり、そこへ外で何に触れたかもわからないバッグやスマホ、ストールなどの汚物を並べるのは、衛生面からも美意識の面からも狂気の沙汰と言わざるを得ません。テーブルの上はあくまで料理とグラス、カトラリーのためだけの聖域であるべきです。

大きな荷物をダイニングに持ち込むのも控えましょう。レストラン側にとって、外の世界の埃を纏った荷物は衛生上の懸念材料であり、他のお客様が寛ぐ空間に持ち込まれることを快く思いません。実務的な観点からも、大きなバッグは通路を塞ぎスタッフのサービスを物理的に妨げるものです。会食の日取りが決まったなら、当日は大荷物になる状況を避けるのが定石。どうしても避けられない場合は事前にクロークの有無を確認し、もし無ければコインロッカー等に預けてから身軽に店に臨みましょう。貴方自身も、その空間を構成する景色の一部であるという矜持を持ちたいものです。

advertisement
次ページ > ホストには常に予算というものがあります

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事