Game Pass最大の問題は、サブスクリプションを増やして存在感を大きく拡大する手段が尽きつつあるように見えることだ。最近の報道によれば、Microsoftは『Fortnite』でやったように、『Minecraft』や『Fallout 76』といった特定ゲームに対するプレミアムサブスクリプションを追加し、価値を上積みしようとしているという。だが『Call of Duty』は切り札だったはずで、それでも加入者数を押し上げる効果はごく短期間しか続かず、天井を破るほどには動かなかった。次の大きな弾は、何年後になるかはともかく『The Elder Scrolls VI』なのだろう。しかしその時点で、Xboxエコシステムにいる人々は、Game Passに入るかどうかをすでに決めているのではないか。
クラウドゲーミング──これが「どこでもXbox」という発想の中核で、コンソールが不要になるという話だ。だがクラウドゲーミングは依然として市場の小さな一部にとどまっており、コンソールを持たない人が個別に追求するものというより、すでにXboxやGame Passを持っている人へのボーナス特典のように感じられる。終わりのない技術的課題もあり、これがゲームをプレイする主要な方法になるような劇的な進歩は見られていない。これはサラ・ボンドが主導していた取り組みだとされるが、このコンセプト全体を放棄できるものなのだろうか。
AI──アシャ・シャルマは、MicrosoftのCoreAI製品部門を率いてきた人物だ。彼女は「魂のないAIのスロップ(粗製乱造のAI)」や「悪いAI」はXboxに望まない、といった趣旨のことを語っている。だが、MicrosoftのAI幹部が考える「悪いAI」は、多くの人が考える悪いAIとは一致しない可能性が高い。
Copilotに執心するMicrosoftの支援をさらに受け、AI統合をいっそう進めることがこの仕組みに必要だと考えるXboxユーザー、あるいは潜在的なXboxゲーマーがどれほどいるだろうか。よほど衝撃的なユースケース(活用例)がない限り、このAIとの新たな結びつきは、むしろ即座にマイナスに映る。
これらの問題のいくつかは修正または大幅に変更できるのだろうか。不可能なことは何もないが、たとえ3〜5年という期間を取ったとしても、ここから劇的に方向転換できる余地がどれほどあるのか、私は強い疑念を抱いている。


