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2026.02.21 10:00

金と銀の価格上昇、トランプ関税の違法判決とイラン情勢が背景

Jonathan Raa/NurPhoto via Getty Images

貴金属価格に関連する背景

金と銀の価格は1月下旬にそれぞれ史上最高値をつけ、金は5600ドル超、銀は120ドル超に達したが、その後、ここ数週間では非常に大きく変動している。

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貴金属価格の歴史的な上昇は、ベネズエラやイランとの地政学的緊張、トランプ関税、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げなどによって支えられていた。その後トランプは次期FRB議長にケビン・ウォーシュを指名したが、彼は他の候補者よりも利下げに対して慎重だと見られたことで、貴金属価格が急落した。以来、銀と金の価格は上昇と下落を繰り返しており、先日には銀価格が10%下落する場面もあった。

メタルズ・デイリーのロス・ノーマンCEOは、このボラティリティの激しさについて、「貴金属市場は市場というよりもカジノのようだ」と表現した。またサクソバンクのアナリストは「銀価格は今後も、上下両方向に激しく動く可能性が高い」と予想している。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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