Forbes JAPAN 30 UNDER 30の受賞者でつくるビジネスカルチャーポッドキャスト番組「3003(サンゼロゼロサン)」が、新しい都市体験の研究開発チーム「TOKYO NODE LAB」と組み、初の公開収録を実施した。
MCは令和ロマン・髙比良くるま。ゲストには、ドラえもんの開発に挑む日本大学文理学部准教授の大澤正彦と、LEDやプロジェクション、CGを用いた空間演出デザインを強みにNHK紅白歌合戦やTWICEのドームツアーなどの空間演出を手掛けてきたstu inc.クリエイティブディレクターの高尾航大を迎えた。
ゲストたちが手がける研究やプロダクトなどの構想中のアイデアを持ち寄り、「心が通じ合うAI」「笑いが生まれる仕組み」「AIやエンタメが変えていく未来の街の姿」などをテーマに、観客参加型の“公開実験”が行われた。
<出演者>
・MC:髙比良くるま(令和ロマン)
・大澤正彦(日本大学文理学部 准教授)
・高尾航大(stu inc. 空間デザイン・アート事業部)
公開実験編、スタート
髙比良くるま(以下、髙比良):今回は「3003公開実験編」と題して、現在進行中のプロジェクトや製作中のプロダクト、アイデアなどを持ち寄って、一緒に未来を考えていきます。まずは大澤さんからお願いします。

大澤正彦(以下、大澤):僕はせっかくの公開収録なので、会場のみなさんと実験するところから始めようかなと。
「心が通じ合うとは何か」という研究をしていることもあって、ぜひみなさんにも体験してもらおうと、「ロボットさんロボットさんゲーム」にお付き合いいただいてもいいですか。
髙比良:「ロボットさんロボットさんゲーム」?
大澤:実は、みなさんは僕がつくったロボットだったんです。僕が作ったロボットなので、僕の言うことを聞いてくださいね。
「ロボットさん、ロボットさん。左手を挙げてください」と言われたら、左手を挙げてください。ただ、「ロボットさん、ロボットさん」という掛け声がなかったら、言うことを聞いてはいけません。

それでは今から始めたいと思います。
・・・ちょっと狭くて申し訳ないんですけど、その場でみなさん立ち上がっていただいていいですか。
(出演者と観客が立ち上がる)
大澤:今立ち上がった人は全員騙されました。(「ロボットさん、ロボットさん」という掛け声がなかったので)
髙比良:あっ! だって、今のはお願いされたんだもん。
大澤:これでなぜ騙されるのか、という謎を追求するのが僕の研究です。
髙比良:えっ! 面白い!
小見出し:AIは約束を守れて、人間は守れない理由
大澤:「ロボットさん、ロボットさん」と言われたときだけ指示を聞いてくださいね、と念を押してはじめましたが、(この指示は)みなさんも「Hey Siri」「アレクサ」といっているように馴染みのあるやり取りだと思います。AIは約束を守れて、なぜ人間は守れないのでしょうか。
髙比良:確かに。



