暗号資産

2026.02.19 09:00

暗号資産懐疑派のゴールドマンCEO、ビットコインの少額保有を明かす 

Stefano Guidi/Getty Images

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ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモンCEOはこれまで、暗号資産を「投機的な投資」と表現してきたが、米国時間2月19日にマール・ア・ラーゴで開催されたワールド・リバティ・フォーラムで、ビットコインを少額ながら保有していることを明らかにした。ビットコイン価格は現在、ここ数カ月の低迷を受けて7万ドルの水準を下回っている。

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ソロモンはこれまで、暗号資産は投機的だと繰り返し述べてきた。2024年のCNBCのテレビインタビューでは、「現実的なユースケースが見当たらない」と語っている。

19日、フロリダ州マール・ア・ラーゴで行われたワールド・リバティ・フォーラムの場で、ソロモンは現在「ごくごく限定的な」量のビットコインを保有していると明らかにした。

また、自身は「優れたビットコイン予測者ではない」と述べ、引き続きこの資産を観察する立場にあると説明した。

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ソロモンは、銀行に対する規制上の制約により、ゴールドマン・サックスがビットコインを直接保有または取引することはできないと認めている。ただし、規制が変更されれば検討する可能性はあるとも述べた。

ソロモンは1月、「結局のところ、私は米ドルを強く信じている。米ドルは極めて重要だ」とCNBCのインタビューの中で述べ、「ビットコインを米ドルへの脅威とは見ていない」と語った。

ビットコイン価格は、2025年10月に付けた史上最高値12万6000ドルから約47%下落しており、19日午後時点の価格は6万6600ドルだ。ただし、過去にはさらに急激な下落局面もあり、ビットコイン価格は2017年のピークから84%超、2021年のピークからは77%超下落した。

機関投資家による懐疑的な姿勢が続いた時期を経て、ビットコインは現在、投資業界での存在感を高めている。ブラックロック、フィデリティ、インベスコといった大手金融機関は現在、ビットコイン関連商品で数十億ドル規模の資産を運用しており、ボラティリティが依然として大きい中でも、暗号資産が伝統的金融により深く組み込まれつつあることを示している。ただし、米国の大手銀行は、バランスシート上でビットコインを直接保有することを制限されている。直近のビットコイン下落は、より安全と見なされる資産への関心を高め、金と銀はここ数カ月で過去最高値を更新している。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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