働き方

2026.02.24 07:15

勤務時間外連絡を無視できない人の心理 8割が経験する実態と心の負担

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退社後や休日に会社から連絡。誰だって嫌な気分になる。「つながらない権利」を主張して無視しようにも気になって落ち着かないし、応じればプライベートな時間を犠牲にするハメになる。みんなはどうしているのだろうか。Job総研が実施した実態調査では、切なくも辛い勤務時間外連絡の現実が見えてきた。

転職サービス「doda」などを運営するパーソルキャリアの調査機関「Job総研」は、20〜50代の全国の男女328人を対象に、勤務時間外連絡の実態調査を実施した。それによると、勤務時間外に職場の人に連絡(電話、メール、チャットなど)をした経験がある人は、じつに約8割にのぼった。

ここですでに、ほとんどの人が連絡「した」側でもあり、勤務時間外連絡を受けたときに頭から否定できない空気が読み取れる。ちなみに、連絡をしたのは、平日の夜・退勤後がもっとも多く、続いて休日、平日の早朝・始業前となっている。

勤務時間外に連絡を受けた経験を持つ人は約6割超。意外にも、そのうち不満に感じた人の割合は2割に満たず、自分が勤務時間外に連絡をする場合があることを考慮してか、「ない」、「まったくない」があわせて4割近い。

もし連絡に応じなかった場合どうなるかを尋ねると、大して問題にならない、またはなんとかなると構える人も少なくないが、約4割は「一時的に業務が滞る」と考えていた。連絡に応じた場合は、その場で問題が解決できる、業務がスムーズに進む、翌営業日の業務負担が減ると肯定的に受け止めている人も多く、複雑だ。

次ページ > 応じるか否か、問題はどう線引きするか。

文 = 金井哲夫

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