働き方

2026.02.24 07:15

勤務時間外連絡を無視できない人の心理 8割が経験する実態と心の負担

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連絡に応じなかったときの気持ちを尋ねると、休む時間が確保される、オンオフの切り替えがしやすい、気持ちが楽になる、ストレスが減ると肯定的にとらえる人も多いが、連絡内容が気になる、罪悪感がある、不安や緊張が残る、人間関係が不安になると感じる人も少なくない。

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連絡に応じた場合の気持ちも、義務を果たせたと感じる、安心感がある、人間関係が円滑だと感じるというポジティブな意見が少なくない一方で、プライベートが削られた、ストレスを感じる、仕事から離れられない感覚、つねに連絡を気にするようになる、疲労感が強まるとネガティブな気持ちになる人も同程度いた。

そこで問題になるのが、応じようと思う連絡の内容だ。調査では、業務に関するものすべてに応じる場合をレベル1、命や安全にかかわる緊急事態にのみ応じる場合をレベル10として、どのレベルから応じるかを尋ねた。すると、もっとも多かったのが当日中の判断が必要な重要案件(レベル7)だ。次に多いのは、翌営業日に支障が出る(レベル6)だった。このレベルを調整することで、勤務時間外連絡に応じるか否かで生じる心のモヤモヤを少しは解消できるかもしれない。

とはいえ、メールやチャットを無視すると休日でも電話をかけてくる、会社には勤務時間外連絡禁止のルールがあるが、休み明けに顧客とのトラブルが大きくなっている、といった体験談も聞かれた。応じる応じないの線引きは、個人ではなかなか難しい。Job総研PR担当の高木理子氏は、「単に連絡を禁止・容認する二択ではなく、連絡の目的や緊急度を共有し、組織としての判断基準を明確にすることや、個人間の配慮が重要」だと話している。

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プレスリリース

文 = 金井哲夫

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