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スポーツビジネスを専門としつつ、不定期に教育およびローカルエコノミーに関する記事を執筆

Photo by Stephen Dunn/Getty Images


スポーツチームのオーナーが、かつてないほどリッチになっている。テレビ界の金がスポーツに流れ込み、フランチャイズの価値が急騰しているからだ。リアルタイムで視聴しないデジタルビデオ時代にも強い番組として、広告主が予算を投じやすく、NFLとNBA、MLBなどは放送契約料で昨年、総額900億ドル(約10兆8000億円)を獲得した。NFLの人気はすさまじく、グリーン・ベイ・パッカーズとシアトル・シーホークスの日曜夜の試合の視聴率は、プライムタイム・エミー賞授賞式中継の視聴率の2倍を記録していた。

だが、そうした中で最もリッチな人達は、かなり昔からスポーツに投資し、財を成してきた。スティーブ・バルマー氏は2年連続で最もリッチなスポーツ・チームのオーナーとなった。バルマーの資産総額は216億ドル(約2.6兆円)に達している。

昨年、マイクロソフトCEOを引退して4ヶ月も経たない内に、バルマー氏は20億ドルを投じてロサンゼルス・クリッパーズを掌中に収めた。落札価格は、それまでのNBAの身売り価格の3倍超。2番手の競り相手よりも4億ドル以上も高額だった。しかし、バルマー氏の資産総額からすれば、10%にも満たない額でしかなかった。そんなバルマー氏の今年の資産総額は9億ドル減った。マイクロソフトの株価が、過去12ヶ月で6%下がったからだ。バルマーは14年間に渡って同社で采配を振るい、売上940億ドルの企業に育て上げた。また発行株式の4%を握る同社最大の個人株主である。

1位:スティーブ・バルマー
資産総額216億ドル(約2兆6000億円)
資金源:マイクロソフト
所有チーム:ロサンゼルス・クリッパーズ(バスケットボール)

2位:ポール・アレン
資産総額178億ドル(約2兆1400億円)
資金源:マイクロソフト、投資
所有チーム:シアトル・シーホークス(アメリカン・フットボール)、ポートランド・トレイル・ブレイザーズ(バスケットボール)

3位:フィリップ・アンシュッツ
資産総額109億ドル(約1兆3110億円)
資金源:投資
所有チーム:ロサンゼルス・キングス(アイスホッケー)、ロサンゼルス・ギャラクシー(サッカー)、ヒューストン・ダイナモ(サッカー)

4位:ミッキー・アリソン
資産総額77億ドル(約9259億円)
資金源:カーニバル・クルーゼズ
所有チーム:マイアミ・ヒート(バスケットボール)

5位:スタンリー・クロンカ
資産総額76億ドル(約9139億円)
資金源:不動産、スポーツ
所有チーム:セントルイス・ラムズ(アメリカン・フットボール)、デンバー・ナゲッツ(バスケットボール)、コロラド・アバランチ(アイスホッケー)、コロラド・ラピッズ(サッカー)、アーセナルFC(サッカー)

6位:スティーブン・ロス
資産総額67億ドル(約8057億円)
資金源:不動産
所有チーム:マイアミ・ドルフィンズ(アメリカン・フットボール)

7位:リチャード・デヴォス
資産総額56億ドル(約6734億円)
資金源:アムウェイ
所有チーム:オーランド・マジック(バスケットボール)

7位:シャヒド・カーン
資産総額56億ドル(約6734億円)
資金源:フレックスNゲート
所有チーム:ジャクソンビル・ジャガーズ(アメリカン・フットボール)、フルハムFC(サッカー)

9位:テッド・ラーナー
資産総額55億ドル(約6614億円)
資金源:不動産
所有チーム:ワシントン・ナショナルズ(大リーグ)

10位:マイケル・マリリン・イリッチ夫妻
資産総額54億ドル(約6494億円)
資金源:リトル・シーザーズ・ピザ
所有チーム:デトロイト・タイガース(大リーグ)、デトロイト・レッド・ウィングス(アイスホッケー)

文=カート・バーデンハウゼン(Forbes)/ 編集=上田裕資

 

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