米国時間2月17日、アンソロピック(Anthropic)が最新AIモデル「Claude Sonnet 4.6」を発表したことを受け、複数のソフトウエア株が下落した。グーグルやアマゾンなどの支援を受ける同社が大きなリリースを発表するのはこの数週間で2度目であり、AIが市場を混乱させる可能性への懸念が一段と強まった。
17日午後の時点で、オラクルの株価は3.4%安の約154ドルとなった。また、トムソン・ロイターは3%安、セールスフォースは2.7%安、インテュイットは5.2%安、アドビは1.4%安とそれぞれ下落した。
法人向けソフトウエア企業のサービスナウは1.1%下落し、アトラシアンは3.1%、アップラビンは2.5%下落した。また、パロ・アルト・ネットワークスとオートデスクも2%以上の下落となった。この2社の株価は、年初来でそれぞれ11%超、23%超下落している。
マイクロソフト、オラクル、アップラビンなどのソフトウエア企業株を組み入れるiShares Expanded Tech-Software Sector ETF(iシェアーズ・エクスパンデッド・テック・セクターETF)は2%安となり、年初来では22%の下落を記録している。マイクロソフトも同日、1%超下落した。
アンソロピックの「Claude Sonnet 4.6」とは
アンソロピックは17日、無料および有料ユーザーの双方に向けてSonnet 4.6を公開した。同社は今回のバージョンについて、コーディング、コンピューターの操作、「ロングコンテキスト」推論、エージェント・プランニング、知識労働、デザインといった分野における能力の「全面的なアップグレード」だと述べている。同社は、このモデルが「コンピューターの操作においては最も熟練した人間には依然として及ばない」としつつも、「それでも進歩の速度は目覚ましい」と述べ、Sonnet 4.6は「大幅に向上したコーディング能力」を提供すると説明した。



