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2026.02.17 11:00

米国で高収入を得られる、大卒者向けの職業15選

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現在、米国の雇用市場は新卒者にとって理想的とは言い難い状況にある。採用の傾向が、学士号よりもスキルを重視する方向へとシフトしているためである。しかし、学士号を取得しても就職に苦戦している卒業生には朗報もある。最新の分析によれば、2026年にはさまざまな業界において高収入な大卒者向けの職業が存在し、その多くで6桁ドル(約1530万円。1ドル=153円換算)の年収を得られるという。

高収入な大卒者向けの職業15選

アクセンチュアの報告書は「学位インフレ」、すなわち、以前は学位が不要とされていた職種にもそれを求める傾向が実際に広がっており、米国の雇用市場をより非効率にしていると指摘する。学士号を持つ求職者の年間収入は、高校卒業資格のみの人に比べて平均で50%高い

一方で、より多くの企業が学位ではなくスキルを持つ候補者を探し始めており、学士号の保有者にとっては不利な状況も生まれている。そんな中、レジュメ・ジーニアスは2026年版の『High-Paying, New Grads Jobs Report』において、学士号を持つ新卒者向けの高収入な15の職種を紹介している。

同レポートは、労働統計局(BLS)のデータをもとに、2025年の新卒者向け求人プラットフォームに複数回掲載された職種に焦点を当ててデータを収集した。さらに、BLSが公開した『Occupational Outlook Handbook』のデータを用いて職種名の照合と時給の確認を行い、そのうえで収入の高い順に最終的な15職種を選定している。

同レポートでは、米国における年間収入の中央値である4万9500ドル(約757万円)を上回る、エントリーレベルながら高収入な職業の上位15種が紹介されている。このランキングは、年収、時給、所得額上位10%の収入、求人数、2024年から2034年までの推定雇用成長率に基づいている(編注:日本円の金額は、1ドル=153円換算)。

1. プロダクト・マーケティング・マネジャー

年収:15万9660ドル(約2443万円)
時給:76.76ドル(約1万1744円)
所得額上位10%の収入:23万9200ドル(約3660万円)
求人数:43万4000件
推定雇用成長率(2024年から2034年):6%
必要学歴:マーケティング、ビジネス、または関連分野の学士号

プロダクト・マーケティング・マネジャーは、異なるチームと連携して製品の開発、キャンペーンの作成、広告の掲載場所の決定、価格設定を行うなどの役割を担う。

2. 機械学習エンジニア

年収:14万910ドル(約2156万円)
時給:67.74ドル(約1万364円)
所得額上位10%の収入:23万2120ドル(約3551万円)
求人数:4万300件
推定雇用成長率(2024年から2034年):20%
必要学歴:コンピューターサイエンス、データサイエンス、または関連分野の学士号

機械学習エンジニアは、データから学習するコンピューター用ソフトウェアを構築する。製品の公開後はそのパフォーマンスを監視し、新たに入力されるデータに基づいて調整を行い、AIソフトウェアを円滑に稼働させる。

3. 航空電子システム・マネジャー

年収:13万4830ドル(約2063万円)
時給:64.82ドル(約9917円)
所得額上位10%の収入:20万5850ドル(約3150万円)
求人数:7万1600件
推定雇用成長率(2024年から2034年):6%
必要学歴:航空宇宙工学、電気工学、電子工学の学士号(ABET認定プログラムが望ましい)

航空電子システムエンジニアは、航空機の飛行を支える電子部品の設計および組み立てを支援する。

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翻訳=江津拓哉

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