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2026.02.15 14:00

iPhone 18 Pro、衛星5G対応で圏外解消へ? ゲームチェンジャー級の可能性

Shutterstock

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アップルの次期フラッグシップiPhoneは、今秋発売の「iPhone 18 Pro」になる見通しだ(「iPhone 18 Pro Max」と同時発売で、初の折りたたみiPhoneが登場する可能性もある)。新たなレポートによれば、5Gと衛星を絡めた接続性が大きく向上し、忌まわしいデッドゾーン(圏外)が解消される可能性があるという。

緊急SOSを超えて──ポケットの中の衛星5G

アップルは2022年以降、基本的な緊急時向け衛星ツールを提供してきた。だが、今度のiPhone 18 Proは、無線通信で画期的な飛躍をもたらす可能性がある。いわば「本物の」衛星5G接続だ。これにより、端末は低軌道(LEO:Low-Earth Orbit)の衛星を、遠方にある携帯基地局のように扱えるようになる。

iPhone 14以降のすべてのiPhoneは、通常のネットワーク圏外で緊急時に限り、端末を空に向けてかざすことで衛星に接続できる。しかし、iPhone 18 Proに搭載されると予想される新しいハードウェアは、これとは大きく異なるかもしれない。通過中の衛星の注意を引くために、端末を空に向けて掲げる必要がなくなる可能性がある――実現すれば、まさにゲームチェンジャーだ。

リークで知られるFixed Focus Digitalは、中国SNSのWeibo(微博、ウェイボー)への投稿で、アップルが社内で製造する新しいモデムが、それを実現するハードウェアになると述べている。

同リークは(機械翻訳によれば)次のように主張している。

「低軌道衛星を用いた携帯電話での直接インターネット接続は、今年の大きなハイライトです。アップルのC2ベースバンドは今年、NR-NTNをサポートします」。

アップルのC2モデム──クアルコムからの独立

このハードウェアは「C2モデム」になるという。アップルが作るモデムとしては3世代目であり、ProモデルのiPhoneがクアルコムのモデムではなく、アップル自社開発の技術を使うのはこれが初めてだ。C2はC1およびC1Xモデムの後継に当たる。C1とC1Xは非常に省電力だが、例えば5Gミリ波(mmWave)には対応できない。

ちなみにNR-NTNは、New Radio Non-Terrestrial Networks(NR方式による非地上系ネットワーク)を意味する。ここで過度に興奮しないでほしいが、Non-Terrestrial(非地上)とはExtra-Terrestrial(地球外)と同じではない。ただし、映画『E.T.』のように「phone home」(家に電話する)助けにはなるかもしれない。この規格こそが、iPhoneの衛星リンクを、端末がポケットの中に入っていても動作させられるようにするものだ。

この種の技術については、これまでも複数の報道がある。実現すれば、iPhoneで衛星をどう活用できるかが一変するだろう。

MacRumorsの報道によれば、ブルームバーグのマーク・ガーマンは次のように述べている。「アップルは、いくつかの追加の衛星機能にも取り組んでいます。具体的には、開発者がサードパーティ製アプリに衛星接続を追加できるようにするAPI、衛星を活用したApple Maps、衛星メッセージでの写真対応などです。アップルはまた、端末を物理的に空へ向ける必要をなくし、ポケットの中、さらには屋内でも衛星接続を維持できるようにすることも目指していると報じられています」。

これが今秋に実現するかどうかはまだわからない。しかし、実現すれば確実に状況を一変させるだろう。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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