経営・戦略

2026.04.14 11:30

フォード、エジソン、ゲイツ、マスク アメリカを築いた革新者18人の言葉

Shutterstock.com

Shutterstock.com

アメリカ合衆国を築き上げた先駆者たちは、1世紀以上にわたりフォーブス誌の取材に対し、未来へのビジョンと情熱を語ってきた。彼ら自身の言葉で、その軌跡をお伝えする。

advertisement

1928年

ヘンリー・フォード

1927年5月、モデルTの発表から約20年後、フォード・モーター・カンパニーは、初の手頃な価格の量産車の生産を終了した。数カ月後、超競争的なヘンリー・フォードは、台頭するシボレーに対抗するため、新型車モデルAを発表した。これは即座に大ヒットとなった。1928年1月、フォードはこの画期的な車がどのように生まれたかについて、フォーブスに語った。

「我々はモデルTから出発して改良を試みたわけではない。ゼロから始めたのだ。あらゆる先入観を捨て去り、シンプルに自問した。車とは何のためにあるのか?そして、車がその目的を果たすためには何が必要なのか?もちろん、必要なものは1000もあった。そして、それぞれについて問うた。この部品は、これまで以上にその目的を果たすために、どう作ることができるか?それ以上に、我々は作り得る最高の車を探し求めていた」──ヘンリー・フォード(1928年1月1日)

1929年

トーマス・エジソン

トーマス・エジソン(stock.adobe.com)
トーマス・エジソン(stock.adobe.com)

1929年、エジソンは電力の未来についてフォーブスに語った。電気自動車やワイヤレス電力のアイデアを誤って否定したものの、彼は太陽光を含む未開拓の電力源に活力を見出していた。82歳のメンロパークの魔術師は、燃え尽きる兆しを見せなかった。

advertisement

「私は他の人々が働くのと同じように働いて、115歳分の仕事をしてきた。そして、さらに20年続けたいと思っている。平均的な人間の1日の労働で計算すれば、155歳ということになる……。そうしたら、ご婦人方とブリッジをすることを学ぶかもしれない」──トーマス・エジソン(1929年6月15日)

1930年

トーマス・J・ワトソン

彼はIBMの創業者ではなかったが、1914年から1952年まで社長を務めたトーマス・J・ワトソン・シニアは、このコンピューティングのパイオニアをグローバルなテクノロジー大企業へと成長させ、米国企業の営業と顧客サービスへのアプローチを変革した。何よりも、ワトソンはビジネスにおける倫理を提唱した。大恐慌の始まりにフォーブスが行ったこのインタビューでも、その姿勢が表れている。

「ビジネスで成功するために天才である必要はない。夜も眠れずに仕事のことを心配する必要もない。人は自分の仕事を真正面から見据え、『これが正しいことだ』と言うかのように向き合わなければならない。常識が指し示すことを実行すれば、10回中9回は正しいことになる」──トーマス・J・ワトソン・シニア(1930年4月1日)

次ページ > サム・ウォルトンの成功のカギ

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事