米コロラド州デンバー近郊の町ゴールデンは2月7日、黄金に輝く毛並みの群れに埋め尽くされた。毎年恒例のイベント「ゴールデンズ・イン・ゴールデン」が開催され、過去最多となる5500匹のゴールデンレトリバーが大集結したのだ。
2月3日の国際ゴールデンレトリバー・デー前後の土曜日に開催される参加費無料のこのイベントは、非公式のゴールデンレトリバー愛好家集会として世界最大の規模に成長。今年は人口2万人余の市内に、飼い主ら1万6千人以上とゴールデンをはじめ何千匹もの犬たちが集まった。
メインストリートにかかるウェルカムアーチの下では、犬と飼い主たちが3回にわたり集合写真を撮影した。通りのあちこちに金色の毛皮がたむろする一方、子犬たちは犬用おやつの出店が立ち並ぶ屋台村をめざして町中をパレード。犬のファッションショーや、ゴールデン市の「犬市長」任命式も行われ、4時間にわたる楽しいモフモフの祭典は、喜びに大きく揺れる尻尾と人々の笑顔に包まれた。

これまで3年連続でゴールデンズ・イン・ゴールデンに参加しているというマディ・スミス夫妻は、顔中に紅いキスマークを付けたゴールデンレトリバーのデイビスを連れており、通りすがりにカメラを向ける人が相次いでいた。コロラド州ラブランド在住の夫妻にとってデイビスは初めて飼うゴールデンレトリバーだが、もう1匹飼うとしたらまたゴールデンを選ぶという。「ゴールデンレトリバーの優しさ、愛らしさに、ただただ魅了されている。まさに最高の友達。生来の性質がとても素直なんです」と語る。
数千匹の犬たちがひしめき合うイベントで喧嘩が起きず、尻尾を振る姿が多く見られた点は、この犬種ならではの温和さの証であり実に注目に値する。子犬たちが公園で遊ぶ傍ら、成犬たちは飼い主ともども交流を深め、フードトラックに並んでじっと待ったり、記念撮影ブースでポーズを取ったりしていた。人が多くなるにつれて、飼い主の肩に乗って嬉しそうにしているゴールデンレトリバーも見られた。




