資産運用

2026.02.25 10:15

「国債の投資って儲かるの?」今さら聞けない基本中の基本

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変動10年で1.23%、固定5年で1.35%——これは2025年12月時点の個人向け国債の金利だ。元国税専門官でお金関係に詳しいライター・小林義崇さんは、「国債は元本保証のゼロリスク投資」と説明する一方で、1年以上換金できず、中途解約すると金利が減るという制約も指摘する。

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銀行預金や株式投資と比べたときの国債の位置づけとは? マネー知識ゼロの超・文系編集者がお金のプロにお金に関するあれこれを全部聞いた『超改訂版 すみません、金利ってなんですか?』(サンマーク出版)から一部抜粋、再構成してお届けする。


「国債=国の借金」を買うってどういうこと?

梅田直希 サンマーク出版編集部(以下、梅田):投資といえば、よく「銀行に預けるよりも国債を買ったほうがいい」みたいな話も聞きます。でも、前にも登場した「国債」って、ざっくり言うと国の借金ですよね?「国の借金が売り買いされている」というのも不思議なのですが、それを買うことでなぜ利益が生まれるのかもよくわからないんです。

小林義崇(以下、小林):「借金を売買する」だけ聞くとイメージが湧きづらいかもしれませんね。では、国債そのものの仕組みから見ていきましょうか。

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梅田:お願いします!

小林:国債とは、おかたく言うと「日本の政府が発行し、金利を支払う、信用度の高い『債券』」です。債券とは、事業に必要なお金を集めるために発行するもの。なので、梅田さんが国債を買うというのは、梅田さんが国にお金を貸すことと同じで、いずれ金利がついて戻ってきます。国にお金を貸すわけですから、人にお金を貸すよりも戻ってくる信用性が高いですし、金利もきっちり払ってもらえそうですよね。

梅田:国の借金を一般の人が買うと思うとなかなかクレイジーですが、実態はそうじゃないんですね。

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文=小林義崇/元国税専門官ライター

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