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2026.02.27 11:00

大手酒造が本気で挑んだ、“日本”を味わう究極の食中酒『然土』

観光立国として世界から注目を浴びている日本。日本を代表するリゾート「ふふ 河口湖」でいま静かに人気を集めている日本酒がある。日本酒といえば、少量を生産するマニアックな生産者が話題になりがちだが、この酒は意外にも和酒の大手酒造によるものだ。国民的な日本酒「松竹梅」が生酛づくりにこだわり、誕生させた「然土(N・end)」とは、どんな酒か。


日本を象徴する景色と酒

江戸の天保年間、富士山をさまざまな角度から見つめた葛飾北斎による錦絵「富嶽三十六景」は、当時の富士山信仰を背景に爆発的なヒットとなった。当時の人々が一生に一度は登拝したいと思っていた富士山は現代の日本人にとっても大切な心の拠り所であるが、訪日外国人客にとっても同様に、日本のシンボルとなっているのだろう。裾野にある富士河口湖町においては、2024年の訪日外国人客が3,600万人を超えて過去最高を記録した。

その富士を、すべての客室から望めるのが「ふふ 河口湖」。「ミシュランガイド」のホテルセレクションであるミシュランキーにおいて、“素晴らしい滞在”を提供する2ミシュランキーを2年連続で獲得している、スモールラグジュアリーリゾートだ。テラスでティータイムを楽しみながら、また全室に備えられているオープンエアの温泉に入りながら……いつも富士山に抱かれるかのようにして安らぐ時間は、日本という国の風土と美意識を五感で堪能できる特別なステイとなるだろう。滞在客のおよそ半数をインバウンドが占めている。

この「ふふ 河口湖」でもうひとつ、日本の粋(すい)を感じるとゲストたちから好評なのがレストランでのひと時だ。地元の山の幸や旬の海の幸を、薪や溶岩石を使って大胆に仕上げる日本料理が人気を博し、連泊するゲストも多いとか。この日もレストラン「山のは」では、山梨県オリジナルの魚種である「富士の介」のおかき揚げなど酒肴を前に、なごやかにグラスを傾けるゲストたちがいた。

「ふふ 河口湖」支配人の宮下朋朗氏。2018年の開業時よりオーナー企業であるカトープレジャーグループに入社し、2024年より現職。
「ふふ 河口湖」支配人の宮下朋朗氏。2018年の開業時より運営会社であるカトープレジャーグループに入社し、2025年より現職。

「山梨県と言えばワイン県として知られていますが、インバウンドのお客様は日本酒に興味を示されることが多いですね」と語るのは、「ふふ 河口湖」で支配人を務める宮下朋朗だ。「ふふ 河口湖」では、国内外のワイン、日本酒ともに数十種のリストをもっているが、最近人気を集めているのは「Flight of Sakes “JAPAN”」と銘打たれた日本酒の飲み比べセット。50mlずつ3種の酒が楽しめる趣向であり、この日は幻の日本酒と呼ばれる少量生産のブランド酒と、新進気鋭酒蔵による話題の大吟醸酒、そして「然土」がラインナップされていた。

米の旨みを存分に引きだし、活かす「然土」

「然土」とは、大手酒造である宝酒造が日本酒文化の未来を託し、「飲みごたえがあり飲み飽きしない味わい」の食中酒を目指して2023年にリリースした日本酒。米の旨みを存分に引き出すために生酛(きもと)造りにこだわり、手間と時間をかけて仕込むため、3月と10月の年2回、限定数で販売されている。

「宝酒造といえばまず、『松竹梅』という国民的ブランドを思い浮かべますよね。その宝酒造が日常酒とはあえて距離を置き、日本酒の原点に立ち返るような酒づくりに挑んだことに驚きました。口に含んでさらに驚いたのは、そのふくよかさ。これは米を磨きすぎないことに由来するのでしょうが、味わいが多角的なので合わせる料理を選ばず、どんな料理とも溶け合うようなおいしさを発揮してくれます」(宮下・以下同)

近年、日本酒の世界では「米をどれだけ磨いたか」が品質の指標のように語られがちであった。精米歩合が低い、つまり米を多く削った酒ほど高級であるという価値観だ。しかし「然土」が目指したのは、その真逆ともいえるアプローチ。その年に収穫された米が本来持つ旨みや個性を、できる限り引き出すために、あえて磨きすぎない。そのためには米そのものの品質が問われることから、兵庫県西脇市で酒造好適米を栽培する農家とタッグを組み、「然土」のためだけの高品質で環境にも優しい山田錦を栽培している。

「ふふ 河口湖」のディナーは旬の食材を多彩な調理法で活かした7つの小皿の盛り合わせからスタート。
「ふふ 河口湖」のディナーは旬の食材を多彩な調理法で活かした小皿の盛り合わせからスタート。

「(米を多く磨く)大吟醸はつくるのが大変でしょうが、米を磨かない酒づくりも高度な発酵管理が求められると聞いています。日本酒造りの原点ともいえる生酛(きもと)仕込みは蔵付きの乳酸菌を取り込み、時間をかけてお酒を育てる方法。手間も時間もかかる分、奥行きのある酸と、料理を受け止める懐の深さが生まれるのですね」

この日、ディナーコースの最初に供された「山の幸/海の幸」は地元の新鮮な食材をふんだんにつかった酒肴の盛り合わせであった。それぞれ「然土」をペアリングすることで、トマトを生地に練り込んだカステラはさわやかな酸味が引きたてられ、わかさぎの唐揚げは口中の脂をさっと流すことで、もうひと口……と食欲をかきたてられる。

「この、ふぐのごま辛子和えはその風味を「然土」がぐっと拡げてくれている印象。野菜や魚介など淡い味わいのお料理から揚げ物まで、どんなお料理とも寄り添うような、その包容力が『然土』の最大の魅力だと言えるのではないでしょうか。まさにすばらしい食中酒です」

世界へと伝播する、日本酒を飲むよろこび

2024年、日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録された。これは単に過去の技術や文化が評価されたということにとどまらない。富士山に象徴される日本の自然、日本料理の繊細な味覚、日本ならではのおもてなしとともに、日本酒がこれからも世界に向けて語られていく存在であることを示している。

そのフェーズにおいて、「然土」が果たす役割は小さくない。希少性や派手さで注目を集める酒ではなく、料理とともに飲まれ、人の時間に穏やかに寄り添う酒。そのあり方こそが、日本酒の本質であり、世界へと伝えていくべき価値なのだろう。富士山を望むダイニングで「然土」を口に含むとき、その一杯に感じるのは日本の大地の恵みを生かし、人の手で丁寧に育まれた酒を味わうよろこびそのものだ。新たなよろこびの酒「然土」は、国や言葉を越えて、これからも穏やかに、しかし確かに広がっていくに違いない。


松竹梅白壁蔵 然土(ねんど)
原料米:兵庫県西脇市産山田錦100%
アルコール分:16~17度
参考小売価格:10,000円(税別)
販売ルート:業務用ルート・自社通販(宝酒造オンラインショップ)・百貨店ルート限定
受注開始日:2026年3月3日
※限定数量に達し次第終了します。
https://www.takarashuzo.co.jp/products/seishu/nend/

ふふ 河口湖
山梨県南都留郡富士河口湖町河口字水口2211-1
https://www.fufukawaguchiko.jp/

promoted by 宝酒造 / photographs by Yuji Kanno / text and edit by Miyako Akiyama