仕事で世界中を案内する添乗員がプライベートで訪れたい国はどこだろうか。阪急交通社が添乗員88名に実施した調査から、プロならではの視点が見えてきた。
上位を占めるヨーロッパの魅力
調査の結果、1位はイタリアだった。添乗員からは「名所をゆっくりまわりたい」「本場のイタリア料理やワインを楽しみたい」という声が多く寄せられた。注目すべきは「実は国土の3分の1が森林で、日本では見ることのできないような自然も魅力です」というコメントだ。
2位フランスについても「大都市はもちろん、小さな村にも魅力がたくさんある」「歴史的な街の散策や美術館めぐりだけでなく、山や海など大自然も楽しめる」といった、多様な選択肢への言及が目立つ。3位スペインでは「一番多く添乗した国なので自然と好きになった」という率直な声も。
上位3カ国に共通するのは、ツアーのスケジュールに縛られず、自分のペースで楽しみたいという思いだ。4位スイス、5位アメリカと続き、上位はなじみ深い国が並んだ。
トルコやマダガスカルが選ばれる理由
6位にはトルコがランクイン。世界三大料理のひとつに数えられるトルコ料理について、添乗員は「宮廷料理が素晴らしい」と評価する。さらに「自然が豊かで、泉質の良い温泉がある」「海やビーチが綺麗」という意外な魅力が挙がった。
8位(同率)には、エジプト、クロアチア、マダガスカルが並んだ。クロアチアは近年、日本人観光客からの人気も高まっている国だが、添乗員たちも同様に支持している。
一方、一般的な旅行先としてはまだメジャーとは言えないのがマダガスカル。添乗員からは「自然環境の中、野生動物を観察できるのが魅力的」という声が寄せられた。
自由な時間が変える旅の価値
回答者のうち36名が51カ国以上への訪問経験を持つ添乗員たち。仕事で訪れる国と、プライベートで行きたい国は重なりも多い。しかし添乗員のコメントからは、仕事で行くのでは十分に味わえない食事や温泉、自然観察といった体験への憧れが浮かび上がる。
自由に楽しむことで、同じ国でも違う魅力が見えてくるのだろう。次の旅ではもっとゆったりと楽しんでみてはどうだろうか。
【調査概要】
調査期間:2025年12月1日〜12月13日
調査対象:阪急交通社の添乗員88人
調査手法:Webアンケート



