スポーツ

2026.02.13 12:30

五輪フィギュア・アイスダンスの採点に不正疑惑、「ナショナルバイアス」か 調査求める署名運動も開始

ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケート・アイスダンス表彰式で、表彰台に立つ金メダルを獲得したフランスのロランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組(右)と、銀メダルだった米国のマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組。2026年2月11日、ミラノ・アイススケートアリーナにて(Tim Clayton/Getty Images)

2022年北京冬季五輪の男子シングル金メダリスト、ネイサン・チェンは今大会では米ヤフー・スポーツのフィギュア報道チームの一員として現地入りしているが、アイスダンス・フリーダンスの競技振り返り解説でチョック/ベイツ組の演技について「自分の見解では、彼らこそが今夜の主役だった」と述べた。

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ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートのアイスダンス・フリーダンスで暫定1位に付けた後、フランスのロランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組の結果発表を見つめる米国のマディソン・チョックとエヴァン・ベイツ。2026年2月11日、ミラノ・アイススケートアリーナにて(Tim Clayton/Getty Images)
ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートのアイスダンス・フリーダンスで暫定1位に付けた後、フランスのロランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組の結果発表を見つめる米国のマディソン・チョックとエヴァン・ベイツ。2026年2月11日、ミラノ・アイススケートアリーナにて(Tim Clayton/Getty Images)

表彰式では平静を保っていたチョックとベイツだが、記者団に対しては言葉を濁さなかった。世界選手権連覇中の2人は金メダルに値する演技をしたとの確信に満ちていた。「結果は私たちにどうこうできるものではないが、あと一歩のところまで迫ったと感じている。優勝に値する演技をした。それを目指してここにきたんだ」とベイツは締めくくった。

怒りに駆られたファンらはすぐさまChange.orgでオンライン署名運動を開始。2002年の「スケートゲート」事件を引き合いに出し、国際オリンピック委員会(IOC)と国際スケート連盟(ISU)に対して即時かつ独立した調査を求めている。

請願書は「冬季五輪における審査のすべてが公平かつ厳密に行われていることを保証するため、(IOCとISUは)断固たる措置を講じなければならない」と要求。「問題のアイスダンス競技における採点プロセスについて、独立した調査を開始することが不可欠だ。大会の信頼性が危機に瀕している。『スケートゲート』の教訓から学び、歴史が繰り返されるのを防がなければならない」と訴えている。

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この請願書には日本時間11日早朝時点で6500人以上の署名が集まっている。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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