3. 企業文化に注目
かつて企業文化といえば、たまに出てくる冷めかけのピザや使われないテーブルサッカー台を指すことが多かった。最近では従業員はもっと多くを求めている。労働市場に完全に定着しているZ世代は期待を明確に示している。自律性と柔軟性、メンタルヘルスやウェルビーイングに真剣に配慮する職場、そして自分の価値観に沿った意味あるキャリアパスを求めている。
2026年に優秀人材を獲得し、社に定着してほしいなら、こうした要求に応える必要がある。それは単なる定着のためではない。オンライン健康・医療情報プロバイダーのWebMD(ウェブメッド)の研究によると、雇用主に本当に大切にされていると感じる従業員はエンゲージメントが56%高く、職に留まる可能性が34%高く、バーンアウトに陥る可能性が37%低い。
私が経営するJotform(ジョットフォーム)では、継続的な学習の文化が深く根付いている。異なる部門のメンバーで構成する小規模のチームが毎週複数の製品のアップデートを行い、キャリア成長は企業のDNAに組み込まれている。その結果、離職率は低く、「大退職時代」などさまざまな経済的な激動を通じても5%にとどまっている。
今年は刺激的な年、率直に言って少なくとも多少の混乱を伴う年になるだろう。優秀な人材は、自分の価値を認められ、学べる環境があり、不安定な時代の中でも安定感を得られる組織に集まる。成功するリーダーは流行を追う人でも、新しい技術を無計画に導入する人でもない。思慮深い人々が成長し進化できる安全な環境を意図的に築く人だ。


